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いちろぐ。

痴漢師A

第三章 双子姉妹・遠山千夏、千冬 ②


 翌日。俺は双子姉妹が現れるのを見計らって成篠駅に来ていた。

(お、来たな……)

 予想通りの時間に、二人は現れた。
 昨日あんなことがあったせいか、姉の方は僅かに緊張した面持ちに見える。妹のほうは少しおどおどと怯えた様子だが、おそらくそれはいつものことなのだろう。

 二人が電車に乗り込むのを確認し、俺もその後を追った。

 姉妹は昨日と同じ場所に並んで立っていた。相変わらず車内は満員で、姉妹は男たちに囲まれて居心地悪そうにしている。
 実はこの車両、一般人の中に多くの痴漢たちが紛れ込んでいる。姉妹が乗り込む車両を予測して、小田に協力を要請しておいたのだ。

 俺は二人に近づき、その背後に陣取った。俺が目配せをすると、周りの痴漢たちも慣れた動きで姉妹を取り囲む。

 俺はさっそく両手でその桃尻を鷲掴みにした。

「んっ…!?」
「ふぁぁっ…!」

 二人の肩がビクッと震える。
 俺はさらに二人の柔尻をぐにぐにと揉みしだいた。そして指先から二人の心理を読み解いていく。

――来たっ…、こいつ……、昨日の……!

――あぁあっ…昨日の人だ……、このいやらしい触り方……。

 二人の心理状況には僅かな違いがあった。

――あぁっ……、お尻いっぱい触られてる……。
――ふぁあんっ…そんなに触られたら、またえっちな気持ちになっちゃうぅ……。

 妹の千冬は、身体を弄られることに戸惑いつつも、自分に芽生えつつある感情に興味を抱いているようだ。

――こいつ、やっぱり来た……!だから電車の時間を変えようって言ったのに……!
――んぁぁあんっ…!そんなに激しくしたら、また変な気持ちになっちゃうじゃないっ……!

 一方の姉の千夏は、湧き上がる快感に必死に抗っている。

 どうやら、今日もまんまと同じ電車に乗り込んだのは千冬の意思によるところが大きいらしい。昨日のことがあるから時間をずらそうと千夏は提案したらしいが、千冬がそれに反対したのだ。

「ふあぁっ…あぁんっ」

――やん……すごいよぉ……、お尻いっぱい揉まれて、気持ちよくなっちゃう……。
――あぁっ…そこいいっ……、んあぁっ…気持ちいいよぉ……。

 千冬は湧き上がる快感を受け入れようとしている。俺が揉みやすいように、千冬は自ら尻の向きを変えている。

――千冬……あんな声だして……。やっぱり……、千冬はこいつに痴漢されたかったんじゃ……。
――んはぁっ…!?そ、そんな……、アタシが耐えないといけないのに……!

 千夏の方はまだ妹を守りたいという気持ちが上回っているようだ。しかし、その身体は徐々に妹同様に快感に支配されだしている。

 俺は尻肉をこねていた手を上半身に持っていった。双子姉妹の形も大きさも違う乳房を掌で包み込む。


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「んはっ…あん……♥」

 千冬が色気づいた吐息を漏らした。千冬の乳房は学生とは思えないほど大きく、推定Fカップのマシュマロのような乳肉は指先に吸い付くような柔らかさだ。

「んっ…んぁあっ……」

 千夏も思わず身体を震わせる。サイズは美久よりも小さなまさに膨らみかけといった微乳だが、感度は十分にありそうだ。

――んああっ……こいつ、おっぱいまで触るなんて……、あっ、ダメぇ……。

――やぁぁんっ…おっぱいも気持ちいいっ……、はぁっ……、もっと…、もっと気持ちよくなりたいよぉ……♥

 尻と胸、感じるところを愛撫されるうち、二人ともすっかり劣情が高まってきたようだ。千冬に至っては、すでに愛撫だけでは物足りず、その先を求めている節がある。

 俺は、チャックを開けて剛棒をさらけ出した。姉妹の痴態を前に、完全に血液が滾っている。

「千冬……、もっと気持ちよくなりたいか?」

 俺が問いかけると、千冬がはっと後ろを振り返った。おそらく、痴漢が自分の名を知っていたことに驚いたことだろう。
 しかし、そそりたつ剛直を見た千冬の瞳は次第にうっとりとなっていった。そして、俺の顔を見上げ、千冬はゆっくりと頷く。
 そんな妹を見て、千夏も慌てて俺のほうを振り返った。

「だ、ダメよっ……、そんなのダメっ」

 千夏は、痴漢にその身を委ねようとする妹を、懸命に否定する。

「なにがダメなんだ?」
「こんな、見ず知らずの痴漢となんて……ダメに決まってるじゃないっ」

 言葉にするのは憚られるが、俺が千冬に何をしようとしていたのかは理解していたらしい。

「だが……、これは千冬が望んだことなんだぞ」
「うっ……それは……」

 千夏は言葉につまる。なんとか妹を守るための方便を探すが、すぐには見当たらない。

 やがて、唯一の手段を見出した千夏は、意を決したように俺の顔を見上げた。

「ど、どうしてもしたいなら、アタシにすればいいでしょっ!」
「お姉ちゃんっ……!?」

 頬を赤くして、千夏は俺を見つめる。一方の千冬は予想外の姉の言葉に仰天している。

「ほう、いいのか?」
「よ、よくないけど…、そうしないとアンタは千冬に手を出すんでしょ。だ、だったら…、アタシとやればいいじゃないっ」

 千夏が恥ずかしそうに俺に告げる。妹を守るためと強調するが、その赤い頬には千夏自身の期待も孕んでいるように見えた。

「それなら……遠慮なくやらせてもらうぞ」

 当初の予定とは違うが、俺は千夏の身体から頂くことにした。

*

 まずは千夏のスカートを捲り、純白のショーツを擦り下ろす。

「んっ……」

 そこはすでに濡れていた。無毛の恥丘はしっとりと水気を帯びており、ほのかに甘い、牝の芳香を放っている。

 小さなスジのような淫裂に指を差し込む。

「ふぁっ……」

 膣内も十分なほどに濡れていた。せまい膣内は指が入ったことでさらにきゅっと引き絞まった。

「これだけ濡れてたら十分だ」

 俺は亀頭の先端を、濡れそぼるスジの中心にあてがった。そしてそのまま、体重を乗せて肉棒を牝穴へと押し沈めていった。

「くひぃいいいんっ…!?」

 秘唇を裂くように肉棒が入りきると、千夏は痛々しい金切り声をあげた。


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――うぁあっ……!?い、痛いよぉっ……!

 処女で、しかもこのような未発達な身体では巨大なペニスの挿入は苦痛を伴うだろう。結合部にはロストヴァージンの証が赤く滲んでいる。

「お、お姉ちゃん……」

 隣では、自分の身を庇って俺に抱かれることとなった姉を千冬が心配そうに見つめている。

「動くぞ、千夏」

 俺はゆっくりと腰の抽送を開始した。

「ふぁぁああっ……!?」

――そ、そんな…、いきなり動かないでよっ……!あぁっ、ダメぇ……!
――な、なにこれ……、痛いのに、なんだかアソコが熱い……!?

 千夏の狭い膣内が、異物を排除するようにうねうねと引き絞まる。その圧迫感に抗うように、俺は強く剛直を擦り付ける。

「んあっ……、あぁっ…あんっ…」

 膣壁を強く擦られる内、千夏は甘い吐息を漏らすようになっていた。愛液がさらに分泌され、肉棒との間に潤滑油となって絡まる。

「お姉ちゃん……?気持ちいいの……?」
「そ、そんことない……けど、んっ…、んはぁあんっ……!」

 妹を前に自制心を保とうと強がるが、湧き上がる快感には抗えない。脚はがくがくと震え、脱力した千夏は前面のドアにもたれかかっている。俺は千夏をドアに押し付けるように、強く腰を押し当てていく。

「んっ、やんっ……、あっ、あぁあっ……!」

――んああっ、そんな激しいの、ダメぇ……!
――いやっ、千冬の前なのに、気持ちいいのきちゃうぅうっ……!

 千夏の媚肉が震えだす。絶頂の気配を感じ取った俺は、ピストンを一気に加速させた。

「んぁあっ、ダメっ…あぁぁあああっ!」

 千夏の身体が大きく二、三度震えた。それと同時に膣内がぎゅぅっと収縮する。どうやら絶頂に達したようだ。

「はぁ……、んぁあ……」

 脱力した千夏が、ぜぇぜぇと肩で呼吸をする。

――あぁ……、こんな気持ちいいの、ダメ……。千冬まで、帰ってこれなくなっちゃうぅ……!

 快楽で朦朧としつつも、千夏は未だ妹のことを考えている。
 俺は千夏の中から剛直を引き抜き、千冬のほうへ視線を送る。

「お姉ちゃん……、気持ちよさそう……」

 恍惚の表情を浮かべる姉に、千冬は羨望の眼差しを送っている。初セックスで乱れ狂う姉を見て、千冬の欲望はさらに高まったことだろう。
 俺は愛液で濡れた肉棒を、千冬の眼前で揺らす。

「千冬……、お前もこれが欲しいだろう」
「……はい……」

 一瞬戸惑ったようだが、千冬はうっとりとした表情で頷いた。
 それを見て、千夏が声を荒げた。

「そ、そんな、ダメよっ…千冬っ」
「ふん、自分はあんなに感じてたのに、妹はお預けか?」
「あぅ……そ、それは……」

 俺に言い返された千夏は口を噤む。妹を庇って俺に抱かれた千夏だが、自らも感じてしまった以上、反論はできないだろう。

「ごめんなさい、お姉ちゃん……。でも私、もう我慢できないの。お姉ちゃんみたいに、気持ちよくなりたい……」

 言いながら、千冬は自らショーツをずり下ろした。花園は千夏以上に濡れており、下ろしたショーツと秘裂の間に透明な糸を引いている。

「痴漢さん……、お願いします……」

 千冬は自ら秘裂をくぱぁっと開いた。ヒクヒクと揺れる陰唇が肉棒を誘っている。

「ふふっ…千冬は素直でいい子だな」

 俺は千冬の柔らかな桃尻をがしっと掴んだ。
 そして、その中心の濡れた秘洞へ肉棒を突き刺した。

「うぁっ、あふぅうううんっ!?」

 ぶちぶちと処女膜が貫かれ、千冬の顔が苦痛に歪んだ。姉同様、結合部には鮮血が滲む。

――い、痛い……!でも、これでお姉ちゃんと一緒だよ……。
――あぅぅ……、お姉ちゃんもこれを耐えたんだもん、私もがんばらなきゃっ……。

 やはり初めは痛むのだろう。しかし、千冬の場合は姉と一緒に純潔を散らしたことへの悦びもあるようだった。

 俺はゆっくりと腰を突き動かしていく。

「んぁああっ…、ひゃぁぅううっ…!」

 狭い膣内を、剛棒が行き来する。千夏と同様にきつい膣穴だが、千冬の方がやや柔らかく、ほぐれているような気がした。

 俺はわずかな感触の違いを楽しむように、肉棒を大きく揺する。

「んああっ、はぁぁあん……」

――あっ…あんっ……、痛いけど……、なんだかアソコが熱いよぉ……。
――ふぁっ、奥の方から、気持ちいいの来てる……?お姉ちゃんも、こんな感じだったのかな……?

 千冬の声に甘いものが混じってきた。積極的だった分、感じ始めるのも姉より早いようだ。

「あぁっ……千冬……、感じてるの……?」

 ヨガり始める妹を、千夏が複雑そうに見つめている。その表情は色づいており、先ほどのセックスを思い出して火照ってしまったようだ。

「あっ…、あんっ……、そこっ…いいですっ…、ふぁっ……」

 甘い声で鳴くと、千冬は自ら腰を振りはじめた。その前後の動きに合わせて、大きすぎる乳房もゆさゆさと揺れる。

 千冬に負けじと、俺も激しく腰を揺らす。

「んぁっ、あんっ、やぁあんっ…♥」

――あっ、やぁんっ…、痴漢さんのおちんちんが私の中で大きくなってるっ……♥
――はあっ…あぁんっ……、すごいすごいっ…気持ちいいよぉっ…♥

 千冬の膣内がさらにぎゅっと引き絞まる。媚肉の柔らかさはそのままに、強い圧迫感が肉棒を刺激する。

(くっ、なんて締め付けだ)

 二人連続で相手をしたこともあって、俺自身の絶頂が近づいていた。
 俺は千冬も一緒にイカせてやろうと、高速で腰を打ちつけた。同時に爆乳を後ろから鷲掴みにし、乳房も激しく揉みしだく。

「んやあっ……あぁぁんっ♥」

――あぁっ、んっ、そんなおっぱいも揉まれてる…アソコも胸も、どっちも気持ちいいっ…♥
――んぁっ…ダメぇ♥激しすぎて、イッちゃうよぉっ…♥

 千冬も絶頂が近づき、より腰つきがいやらしくなる。
 俺は同時フィニッシュへ向け、ラストスパートと言わんばかりに腰を振りまくった。

「ふあぁっ…あぁぁああんっ♥」
「くっ、出るっ」

どびゅるるっ!どぴゅどぴゅっ、どびゅるるるっ!!

 狭い膣奥で射精する。大量の精液は、千冬の小さな子宮をあっという間に満たす。

「んやぁっ……熱いのいっぱい出てるぅ……♥」

 恍惚の表情を浮かべた千冬が、前のドアに寄りかかる。そんな千冬を、千夏が優しく介抱する。

「なかなかよかったぞ、千夏、千冬」

 そう二人に言い残し、俺はその場を離れた。

*

「あ、あのっ……痴漢さんっ……!」

 電車を降りた俺を、双子姉妹が追いかけてきた。
 人前で痴漢さんと呼ばれるのも嫌なので、俺は自分の名を名乗った。

「え、エイジさん……、その、今日はとっても気持ちよかったです……♥」

 頬を赤くして、千冬が言う。一方の千夏は所在無げに立ったまま黙り込んでいる。

「それで、エイジさん……。その……お願いがあるんですけど……」
「なんだ?」
「えっと……」

 聞き返すと、千冬は恥ずかしそうにもじもじと太股をすり合せた。そして、意を決したように小さく頷くと、俺の顔をまっすぐ見上げた。

「これからも、私たちにエッチなことしてくれませんか……?」

 うっとりと、そう呟く。

(わたし『たち』?)

「千夏も、か?」

 俺が念のため確認すると、そっぽを向いていた千夏が恐る恐るこちらに向き直る。

「ア、アンタがしたいってんなら、いいわよっ。それに、千冬一人だとアンタが何しでかすかわからないし」

 そう言うと、千夏は再びそっぽを向いた。

「うふふっ、お姉ちゃん素直じゃないんです。私にはとっても優しいんですけどね」

 千冬が俺の傍により、小声で囁いた。千夏のわかりやすい態度に俺は思わず笑ってしまう。

「千夏ももっと素直になったらどうだ。エッチのときは可愛い声を出すんだから」
「ばっ…、あ、アンタにそんなこと言われても、嬉しくもなんともないんだからっ!!」

 俺が少し褒めてやっただけで、千夏は顔を真っ赤にして否定するのだった。
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