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いちろぐ。

学園もの

第12話①


 エリカの痴態をビデオに収めた翌日━━。

 ”この画像をばら撒かれたくなかったら、明日の放課後、屋上へ来い”

 俺はオナニー中のエリカの姿をプリントアウトした写真に、この一文を添えてエリカの下駄箱へと入れておいた。



 そしてその翌日の昼休み。

「そう…、うまく言ったんですね。さすが神藤先生です…♥」

 俺は保健室で佳苗とさくらと一緒にいた。

「ああ……。まさかエリカがあんな本性を隠していたとは知らなかったよ」
「えへへ…、でもエリカ先輩も、せんせーのチ○ポの味を知ったらもっとエッチになるんじゃないかな…?んあぁっ…、こ、こんな風に…、ふあぁあんっ♥」

 俺と下半身で繋がったさくらが、甘い声を漏らす。さくらは椅子に座る俺に向かい合う形で、対面座位で俺のペニスに貫かれている。放課後の本番に向けた景気づけのセックスだ。

「あっ…あんっ…しゅごい…♥せんせー、気持ちいいよぉ、あっ、あっ…♥」

 チ○ポで小さな牝穴を小突くと、さくらは小気味よい喘ぎ声をあげる。子宮口を亀頭がノックするたび、キツキツの膣内がさらにきゅきゅっと収縮する。

「気持ちよさそうね、さくらちゃん。エリカさんもきっと、こんな風に先生のチ○ポの虜になるのね…」
「あぁ…当然だ。すぐに、お前たちの仲間が増えることになるさ」
「えぇ…楽しみにしてますね……♥」

 そう言ってにっこりと微笑む佳苗に、頷いてみせる。そんな俺を見て、さくらが自分に集中しろと言わんばかりにギュッと抱きついてくる。

「せんせー、もっと突いてよぉ…、んんっ、あぁぁあんっ♥」

 そう言いながら、さくらは幼い見た目にそぐわぬ淫らな腰つきで肉棒を締め付ける。
 射精感の近づいてきた俺は、さくらの腰の動きに合わせるように激しく腰を突き上げていった。

「ふぁっ…さくらイッちゃうっ…!んあぁ、あぁぁあああんっ♥」

 さくらが絶頂を向かえる。ビクビクと痙攣する膣肉に絞られるように、俺のペニスも白濁液を吐き出した。

「あぁっ…精液、いっぱぁぁい…♥んん、はぁあ、あぁん…♥」

 恍惚のアクメ顔になったさくらが、俺にしなだれかかってくる。そんなさくらを、佳苗が心底羨ましそうに見つめている。

「いいなぁ…さくらちゃん…♥神藤先生ぇ…、やっぱり私も先生のおちんちん欲しいですぅ~」
「おいおい、今日はさくらの番だって、約束したろ。ただでさえ俺は、放課後に向けて体力を残しておかないといけないんだから」
「むぅ~……」

 俺たちのセックスを見て佳苗も発情してしまったようだが、仕方ない。今日の俺の本命は放課後のエリカなのだ。

「明日まで待ってくれよ。今日の結果を伝えるついでに、佳苗も可愛がってやるからよ」

 そう言いながら佳苗を抱き寄せ、頬に優しく口付ける。すると、不満げだった佳苗の表情も幾分か和らぐのだった。




 放課後になった。俺は満を持して約束の場所である屋上へと向かう。

(さて……エリカの奴は来ているかな)

 階段を上りながら、難敵・エリカについて考える。
 果たして、あの手紙を受け取ったときエリカはどういう心境だったろうか。自分のオナニー写真を盗撮されていたとあっては、さすがのエリカも冷静ではいられなかっただろう。

 エリカのことだ、差出人は誰であるか、感づいているかもしれない。しかし、証拠もない今は、ただ呼び出しに応じることしかできないはずだ。
 俺が目の前に現れたとき、エリカがどんな態度を示すのかは、非常に興味深い。あくまで強気にでるのか、許しを請うのか。どちらにせよ、俺がやることに変わりはない。

 そんなことを考えているうちに最上階へと到着していた。俺は屋外へ通じる唯一の扉を開けた。



 屋上へ踏み出すと、美しいブロンド髪をなびかせる、一人の女子生徒が立っていた。生徒会長・エリカだ。

「……やはり、あなただったのね…、神藤先生……」

 エリカは俺の姿を確認すると、強い眼光でこちらを睨みつけた。俺は口元に笑みを浮かべながら、エリカの元まで歩を進める。

「約束通り来てくれたのか。えらいぞ」
「……すぐにあの写真を捨てなさい。あなた、自分が何をしているのか理解しているの?」

 エリカはまだ冷静を装っているようだが、その声色には怒気が含まれている。俺はエリカの心をへし折るため、さらに挑発してやる。

「その感じだと、あの写真に写っているのが自分だということは認めているみたいだな。ククッ…、お前こそ、神聖な学び舎でナニをしていたんだ?」
「……ッッ!」

 俺の挑発を受け、エリカの顔にみるみる内に紅が差す。

「残念だが、写真はデータとしてPCに入ってる。すぐに捨てることはできんな」
「それなら、そのデータを全て消去しなさい。そうすれば、今回のことは特別に見逃してあげます」

 やはり、エリカは明らかに動転している。この状況でも、まだ自分が優位にいると勘違いしているのだ。

「ふん……北條、お前はまだ自分の置かれている立場というものを理解できていないみたいだな。俺が何のためにこんなことをしたと思っているんだ?」
「何のために……?……そう……、そういうことね…。でも残念、わたくし一人の力であなたの進退をどうにかなんてできませんわ」

 状況は何も変わっていないというのに、なぜかエリカは勝ち誇ったような表情をうかべる。
 そんな愚かな姿を見た俺は、エリカに自分の立場をわからせてやることにした。

「まだわかってないようだな。俺の目的はそんなちっぽけなもんじゃねぇんだよ」

 そう言いながら、エリカのほうへゆっくりと歩み寄っていく。

「…ちょっ……ど、どういうつもり……」

 突然のことに、エリカは俺を避けるようにジリジリと後ずさっていく。
 屋上にそれほどの広さはなく、エリカはあっという間にフェンス際まで追い詰められる。

「今から、俺の真の目的を教えてやるよ…」

 そう言って、俺は両手をエリカを囲うようにフェンスに突き出し、逃げ場をなくしてしまう。

「ひ…!や、やめなさい……。まだ間に合います…あなたの進退については、検討してもいいでしょう…!」

 俺の鋭い眼光を受けエリカが慌てふためく。さすがにこの状況では腕力のある男に適わないと思ったのか、先ほどとはうってかわって俺をなだめようと必死になっている。

「そんなことはどうでもいい。俺が欲しいのは……お前の身体だっ…!」

 そう言って、エリカの豊かに実った豊満なバストをがしっと鷲掴みにする。

「…くぅっ……!?あ、あなたっ…こんなことをして、タダで済むと思っているの!?」

 不快感に顔を歪ませたエリカが、依然として吠え掛かる。

「ふん……、どうなるってんだ?」
「もう会議の日まで待ちません。このことを理事長に報告して、あなたを即刻クビにしてもらいます」

 そう言ったかと思うと、エリカは勝ち誇ったかのようにニヤリと口角を上げた。追い詰められ思考の鈍ったエリカの姿に、思わず噴出しそうになる。

「くくく……、無駄だよ、そんなことをしても」
「…えっ……!?む、無駄ですって……!」

 何がなんだかわからないといった様子で、エリカが俺の言葉を反復する。俺は哀れなエリカのために、自分の追い詰められた状況というものを教えてやることにした。

「緋川がなぜ、俺の進退を生徒会に委ねたかわからないのか?あいつは学園の名に傷がつくことを嫌っている。今回みたいに、教師が生徒を盗撮した上に暴行を加えたなんてことを理事長がおおっぴらにするわけがない。あいつは学園の伝統を利用し、あくまで穏便に俺を抹殺したがってるんだよ」
「……!!そ、それなら……警察に通報するまでです…!」
「ふん、通報したいならすればいい……。だが、俺は今、携帯からワンタッチであの画像をネットにアップロードできるよう細工してある。お前がこのことを外部に漏らしたことがわかったら、俺はお前の痴態を全世界に配信してやる」
「なっ……!?あ、あなたって人は……!!」

 俺の言葉を聞いたエリカの表情が引きつる。ようやく自分が握られた弱みの重大さに気づいたのだ。

「盗撮といっても、俺は教室にカメラを置いていただけ。カメラの前でオナニーをしたのはお前が好きでやったことだ、俺は罪になったとしても軽いものだろう。一方のお前は、自分の痴態を全世界に公開されるかもしれない。そうなったら、人生おしまいだな。一族からも縁を切られるかもな、ハハハッ」
「あ……あぁ……、そんな……」

 エリカの表情から、血の気が引いていく。それと共に、強張っていた身体の緊張がほぐれていくのがわかった。自分がもうどうにもならない状況にあることを理解したようだ。

「ふふっ、そんなに絶望を感じることはない。お前はただ、俺にその身体を差し出したらいいんだ」
「くっ…………」

 ついに観念したエリカだが、その瞳はまだ生気を失っていない。吊り上った眉と鋭い眼差しから、エリカの強いプライドが感じられた。

(そうだ……。それでこそ、征服のしがいがある) 

 エリカの精神に関心しながらも、俺はエリカの身体を堪能し始めることにした。
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