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いちろぐ。

学園もの

第9話②


 数日後。俺は楓を性奴隷へと調教するべく、再び行動を開始した。

 数日の間を空けたのには理由がある。
 先日知ることになった楓の悩み、それは溜まりに溜まった性欲の捌け口がわからないというもので、楓曰く、陸上競技用パンツが食い込んだだけで感じてしまうという。そんな楓だからこそ、初体験にも関わらず、あれだけ快楽に溺れてしまったのである。しかし、俺は間を置かずにすぐにまた調教をするのではなく、あえて数日の間を空け、楓の性欲を煽ってやろうと考えたのだ。

 

 俺は放課後のグラウンドへと脚を運んだ。まずは楓の様子をさぐり、隙あらば再びその身体に雄の匂いを刷り込んでやるつもりだ。

「くく…、はたして、正常な状態で部活に励むことができているかな…?」

 俺の予想では、楓は俺に抱かれたときのことが忘れられず、悶々とした日々を送っているはずだ。それによって部活や学業に支障をきたすようなら、また俺が溜まった性欲を解消してやらねばならない。

 そんなことを考えながら、怪しまれないように慎重にグラウンドを見渡す。しかし━。

「いないな…」

 いくら見渡しても、楓の姿は見当たらない。部員たちは元気よくトラックを駆けまわっているが、その中に楓の姿はなかった。まだ部活が始まって一時間とたっていないはずだ。以前のように早めに切り上げたにしても、アップやクールダウンの時間を考慮しても早すぎる。

 俺は念のためグラウンドの外周をまわって見ることにした。もしかしたらどこか隠れたところでストレッチなどをしているかもしれないからだ。

「うーん……、いないぞ」

 やはり楓はいなかった。もしや、今日は部活には出ていないのだろうか。グラウンドへ出る前に佳苗に聞いたところ、学校には登校していたらしいのだが。



 半ばあきらめかけていた俺が、グラウンド隅にある用具倉庫の横を通りすぎた瞬間のことだった。

「……んっ……、しん……せ…い……っ…」

 どこからともなく、女性の弱々しい声が聞こえる。どこか色っぽさを感じさせる声色だ。

(ん…?この声は…)

 耳をすまして聞いてみると、それは聞き覚えのある声であることがわかる。声の発信源はおそらく用具倉庫の中だろう。
 俺はそっと倉庫の壁に近づき、小窓から中を覗いてみた。

(こっ…これは…っ!)

 目の前で広がる予想外の光景に、思わず息を呑む。

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「ん…ぁっ……あんっ…」

 倉庫の中では霧島楓が自慰行為に耽っていたのだ。
 仰向けに寝そべった楓ははしたなく足を開き、リレー用バトンを使って陰部を慰めている。

「んあっ…あん…神藤先生…っ…もっと、ついてください……」

(なんだと…?)

 驚くべきことに、楓は俺の名を呼びながらオナニーに耽っている。細長いバトンを俺のペニスに見立て、濡れた秘穴へと自ら抜き差ししているのだ。

(くくく……、楓のやつ、やっぱり俺の肉棒が忘れられなかったのか…)

 予想していたことなのだが、いざこのような現場を目の当たりにし、驚きを隠せない。俺はこの場に立ち尽くし、淫らにオナニーを続ける楓の姿を観察する。

「くぅっ…あっ…んんっ…神藤先生…はぁん…」

 名を呼ばれた当の本人が聞いているとも知らず、楓はオナニーに夢中になっている。じゅぷじゅぷと水音を立てながら、バトンを秘裂へと突き立てる。

「あぁ…、先生…もっと……もっとしてぇ……んっ…はぁああんっ…!」

 人目も憚らず、楓はかなり大きなボリュームで淫らな喘ぎ声をあげる。今倉庫の近くを誰かが通れば、この嬌声に気付かれてしまうのは確実だ。

(まったく…しょうがないやつだ)

 このまま楓がイクまで観察を続けてもよかったのだが、さすがにこの場が誰かに見つかるのは俺にとっても楓にとっても避けたいことだ。俺はやれやれと心の中で溜息をつきながら、倉庫の扉をあけ、薄暗い小屋の中へと侵入した。 



「よう。ハッスルしてるな、霧島」
「なっ…、し、神藤、先生…!?」

 俺に気付いた楓の瞳孔が見開く。慌てて自慰行為に興ずる手を止め、丸出しの股間を両手で被う。

「霧島が俺の名前を呼びながらオナニーに夢中になるなんてなぁ。そんなに俺のモノが良かったのか?」
「あぅっ……、そ、それは……」

 必死で取り繕う楓だが、流石に動揺は隠せず、視線がキョロキョロと泳いでる。オナネタにしていた当人にその現場を見られるなど、顔から日が出るほど恥ずかしいことだろう。

「オナニーするのは結構なことだが、そんなものを突っ込んでいては、綺麗なマ○コに傷がついてしまうぞ。それに、俺のモノとは太さが全然違うだろう」

 言いながら、俺は扉の横に棒を立てかけ外からは開かないようにする。しっかりと固定されたことを確認して、俺は横たわる楓に近づく。

「俺のモノが欲しくてたまらないんだろう?今から本物のチ○ポで感じさせてやるよ」

 そう言って、俺はズボンから肥大化したイチモツを取り出し、楓に見せ付ける。

「あぁ……、し、神藤先生の…」

 もじもじしていた楓も、目の前でそそり立つ俺の巨大なペニスを、物欲しそうな瞳で見つめている。

「俺のチ○ポが欲しいか、霧島。自分からおねだりできたら入れてやるぞ」
「あぁ……そ、そんな……」

 俺からの要求に口ごもる楓。いまだ俺への敵対心は捨てきれないのか、欲望とプライドが脳内でせめぎあっているようだ。

「ん?どうした、こいつが欲しくないのかよ」

 そう言って、硬直した肉棒を楓の顔前でわざとらしく振ってやる。

「んっ…あぁ…先生の……、いやらしい匂い…」

 雄の匂いに鼻腔を刺激され、楓の身体がビクンビクンと震える。濡れた陰唇からはさらに愛液が溢れており、すでに男根を迎え入れる準備は整っている。

「あぁ……神藤…先生…、も、もうダメです……」

 しばらく肉棒を見つめたあと、堪りかねた楓が切なそうな声をあげる。

「もう…我慢できない……。せ、先生の……、先生のチ○ポを入れてください…」

 そして、ついに自ら俺のチ○ポを求める。震える声や、涙目になっていることからも、楓の中の葛藤を窺い知ることができた。

「ふふ…そうか…。そんなに俺のチ○ポが欲しいか」
「は、はい…。バトンなんかじゃ、満足できない…。先生のが欲しい……先生のチ○ポが欲しいんです…」

 楓は淫欲に満ちた表情でそう懇願する。そして自ら四つん這いになり、俺が挿入しやすいようにこちらにケツを向けた。

「ふん、いやらしくケツを突き出しやがって、まるで牝犬だな。いいだろう、お前のパイパンマ○コに俺の極太ペニスを入れてやる」

 愉快になった俺は楓の背後に回りこみ片足を持ち上げる。そして、さながら小便をする犬のような姿勢になった楓のスジマ○コにゆっくりとペニスを挿入した。

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「あはぁぁああっ…!せっ、先生のおチ○ポきたぁあっ……」

 待ち焦がれた本物のペニスの挿入に、楓は歓喜の嬌声をあげる。相変わらずきつい秘穴は肉棒を容赦なく締めつける。

「どうだ、これが欲しかったんだろう、霧島」
「あぁ……はいっ…、先生のチ○ポが欲しくて、我慢できなかったんですっ…、んっ、あぁあっ、大きいっ……」

 俺の問いかけに、楓は喘ぎ声交じりで答える。あれほど反抗的だった楓が、チ○ポを入れてやっただけで素直になってしまうのが面白かった。

 気をよくした俺はゆっくりと腰を動かし、ペニスの抽送を始めた。

「んんっ…あんっ……、すごい……私の中で、先生のチ○ポが動いてる…」

 膣内を暴れまわる肉棒に、楓は敏感に感応する。指やバトンなどでは味わえない肉棒の感触を存分に楽しんでいるようだ。

「ふふ、俺のチ○ポは気持ちいいか?」
「はいっ……、気持ちいいです…。あぁっ…もっと…、もっと突いてくださいっ…!」
「ふん、それならお望みどおり、激しくいかせてもらうぜ!」

 俺は最初からラストスパートかのように、腰を激しく前後させた。

「んはああぁっ!す、すごいぃ…先生のおチ○ポ、ズンズンくるっ…!あんっ、ぁああんっ…!」

 激しいピストンに楓は獣のように乱れ狂う。二回目の性交でもこれだけ感じるというのは、楓が本能的に肉欲の虜であるという証拠だろう。

「ははっ、後ろから突かれてアンアン吼えやがって、本当に牝犬みたいだな」
「ふぁああっ…!め、牝犬ですぅっ、私は、犯されて感じる淫らな牝犬ですぅうっ!んっ、あぅううんっ♥」

 楓はあっさりと自分が牝犬であると認める。
 この瞬間、ついに楓が俺の手で堕ちたのだと確信する。あのクールでプライドの高かった楓も、自らの欲望には抗えなかったということだ。

「その通り。お前は俺の淫らな牝犬なんだ、しっかり飼い主を悦ばすことだな。そうしたら、これからもたっぷり可愛がってやる。バトンなんかじゃなく、本物のチ○ポでな」
「はっ、はいぃ…!わ、私は…、もう先生のチ○ポ無しじゃいられないんです…!私のはしたない牝犬マ○コで、たっぷり気持ちよくなってくださいぃ…」

 そう言って、自らも腰を振り始める。飼い主を悦ばそうとする健気な姿は本当に牝犬という言葉がピッタリだ。今まで反抗的だった分、堕ちた後の従順さは他の奴隷たち以上かもしれない。

「くぅっ…、自分から腰を振るなんて、本当にスケベなやつだ……」
「ふあぁあっ…だって…先生のが気持ちよすぎて…腰が止まらないんです……んっ…、んあぁあっ…!」

 腰を振ると同時に、楓の膣襞はきゅうきゅうと締まり、肉棒に絡みつく。陸上で鍛え上げられた楓の下半身は、強烈に俺のモノを締め上げ、精液を搾り取ろうとしているのだ。

「うぉおっ…すごい締め付けだな…。これならあっという間にイッてしまいそうだぜ」
「ふあぁあんっ…あんっ…!わ、私も…イキそうです…。先生のチンポでイッちゃいますっ、あんっ…、あぁあああっ♥」

 楓も絶頂が近いらしく、息も絶え絶えに悶え狂う。程よくほぐれた膣肉がピクピクと痙攣し、俺の肉棒にも心地よい刺激が加わる。

「よし…、俺ももうイクぜっ…!今度はお漏らしするんじゃねえぞっ」

 形の良い尻をがっしりと掴み、激しく腰を打ち付ける。俺の身体と楓の尻肉がぶつかりあうパンパンという音だけが俺たちの聴覚を支配する。
 狭い膣穴へ激しいピストンを続けるうち、ついに俺たちは同時に絶頂に達した。

「ふぁあっ…!イク、イクぅぅうううっ♥」
「うぅっ、出るっ!膣内に出すぞ!」

どびゅるるるる!どびゅるるっ、どびゅっ!!

 熱い精液を楓の膣内に解き放つ。次から次へと湧き上がる白濁液が、楓の子宮へ到達し、膣内を満たしていく。

「あはぁあっ…!中に、出てるぅううっ…♥」

 精液が膣内で放出されている間、楓は全身を震わせて悦び、感じていた。
 体内のすべての精液を出し尽くしたあと、俺は楓の膣内からペニスを引き抜いた。

「ふあぁっ…、ダメっ……、で、出ちゃうぅぅう……」

 ちょろっ、じょろろろ……。

 情けない声をあげると同時に、楓の淫裂の間から黄色い液体が流れ出る。

「おいおい、我慢できなかったのかよ」
「あぁっ…あぅ……、しゅいません…先生ぇ…♥」

 だらしなく舌を出して謝罪する楓だったが、そのアクメ顔は恍惚としており、絶頂と共に失禁することに感じていることは明らかだった。

「まったく…、困った牝犬だぜ…」

 そういって溜息をつく俺だったが、その胸の内は、あの楓が俺のものになったという満足感に満ちていた。





 近くにあったタオルを拝借し、汚れた床を綺麗にしたあと、俺たちは周囲に気を配りながら倉庫を後にした。

「ふぅ…なんとか見つからずに来れたな」

 俺たちは今保健室にいた。楓は既に着替えを済ませており、今は俺の向かいに腰掛けている。

「どうだ、楓。本物のチ○ポはやっぱり気持ちよかっただろう?」
「なっ…、そ、そんなこと……言わせないでください…///」

 さすがにストレートすぎたのか、楓は顔を赤らめてうろたえる。そんなうぶな反応も、今までの楓からは考えられないことだ。

「これからはあんなバトンなんかで慰める必要はない。お前はもう俺だけの牝犬であり、牝奴隷なんだからな」

 そういうと、楓の顔はさらに赤く茹で蛸のようになってしまったが、やがて小さくコクリと頷いた。立ち上がり、楓の頭を撫でてやると、最初は恥ずかしそうに身を竦めていたが、そのうち甘えるように頭を摺り寄せてきた。

(ふ……、可愛いもんだな…)

 あの反抗的だった楓も、いまや俺の肉棒の虜となった。楓は優奈や七夏以上の難敵だった分、堕としたことの達成感もひとしおだった。



 これで、残す標的は生徒会長・エリカだけとなった。これまで生徒会の三人を堕としたことで、今の俺は自信に満ち溢れている。この調子でエリカも堕として、俺は必ずこの学園で生き残ってやるのだ━━。
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