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いちろぐ。

学園もの

第8話②


 生徒指導室に到着した。
 俺はいきなりドアを開くことはせず、うっすらと開いた隙間から中の様子を覗いてみる。

「んあっ…、三枝、先生……」
「ん、どうしたのぉ…?うふふ、怖がらなくてもいいのよ…」

 佳苗は楓の間近に寄っていた。そしてその片手は制服の上から楓の胸の膨らみを撫でていた。

「あっ…ダメっ…そこは……」

 甘い吐息と共に楓の身体がビクッと震える。佳苗のもう片方の手は、スカートの中に忍び込み、パンティーの上から花園を弄っていた。

「うふふっ…楓さん、かわいいわ…。どう…?ここが熱くて疼くんでしょう…?」

 楓の身体をまさぐる佳苗の顔は赤く上気し、その声色も甘く色っぽい。そして、されるがままに弄られる楓も、だんだんと甘い喘ぎ声を漏らすようになっていた。

「どう…?おマ○コ気持ちいい…?」
「んぁっ…はぁ…き、気持ちいいです…ん、あぁ…」

 佳苗のいやらしい愛撫に、楓は熱い吐息を吐きながら悶えている。女同士の卑猥な行為を目撃し、俺は股間と硬直させたまま思わず見とれてしまうのだった。

「こうやって、気持ちよくならないと……溜め込んだままじゃよくないからね…?」
「あぁ…はい…、ふぁっ…、あぁ、そこ…いいっ…」

 楓の目つきはトロンと蕩けており、衣服越しの愛撫にもかかわらず、半ば骨抜き状態になっている。

「うふふ、気持ちいいでしょ…。どう、楓さん、もっと気持ちいい気分になりたくない…?」
「え…、も、もっと気持ちいい……?」

 佳苗が愛撫の手を止め、部屋の入り口のほうへ目を向ける。

(佳苗のやつ、俺がいたことはとっくに気付いてやがったのか)

 佳苗と目線がぶつかった俺はドアをゆっくりと開き、媚薬の充満した室内へと足を踏み入れた。

「えぇっ…!?し、神藤先生…!?」

 思わぬ人物の登場に、楓が我に帰る。慌てて自分の身体をまさぐる佳苗の腕を払い、ずり上がっていたスカートを押さえつける。

「ど、どうして、神藤先生がここに…?」

 目を丸くして相当な動揺ぶりを見せる楓。思えば、ここまで冷静さを失う楓の姿を見るのは初めてかもしれない。

「うふふ、私が神藤先生を呼んだのよ」
「えっ…!三枝先生が……?ど、どうして……?」

 楓は訳が分からないといった様子で視線を佳苗に移した。その佳苗といえば悪女のような悪戯っぽい笑みを湛えて楓を見つめている。

「それはもちろん、楓さんにもっと気持ちよくなってもらうためよ…?」
「え…?」
「女同士でするより、男の人にしてもらったほうが何倍も気持ちよくなれるのよ。だから、神藤先生を呼んだの」

 動揺を隠せないでいる楓に、佳苗が説明する。もちろん、佳苗が俺を呼んだというのは嘘だが、佳苗なりに考え、少しでも楓の恐怖心を払拭しようとしてのことだろう。

「そ、そんな…。男の人となんて、怖いです……」
「大丈夫よ、楓さん。神藤先生なら、きっと気持ちよくしてくれる。それは私がよくわかってるわ」

 ね?といって、佳苗は俺に妖艶な眼差しを向ける。その期待に満ちた視線に頷き返した俺は、楓のもとへとゆっくりと歩み寄った。

「そういうことだ。俺に任せてくれれば、かならず霧島の悩みを解消してやる」
「なっ……!ど、どうして…、知ってるんですか…?」

 悩みのことを持ち出され仰天する楓。悩みのことはたった今佳苗に打ち明けたのが初めてなのだから驚くのも当然だろう。

「そりゃあ、お前の今までの様子を見てたら分かるさ。だから俺は、教師として悩みを一人で抱え込んでいる霧島の力になれないかと、三枝先生と一緒に考えていたんだよ」

 もちろん悩みの真相を知ったのはついさっきのことであるが、媚薬の効果で思考力の鈍っている今の楓なら、信じ込んでしまうだろう。

「そうよ。神藤先生は、楓さんのことを真剣に考えてくれてるの。だから、ここは私達にまかせて、ね…?」

 そう言って、佳苗は楓の身体を抱え、前にある机のうえに仰向けにさせる。

「んっ…あっ……」

 楓は強く抵抗するでもなく、されるがままに仰向けになった。俺も机の前に歩みより、無防備な姿の楓を見下ろす。

「あ、あぁ…、だめ…」

 俺に見下ろされ、わなわなと震える楓。先ほどまでは佳苗に身を委ねていた楓も、男性を前にしては恐怖心が勝るのだろう。

「大丈夫、私がついてるから…」
「三枝先生…」

 佳苗が楓の手を握る。それだけでも、楓の表情は幾分か穏やかになった気がした。

「準備はいいか…?力を抜けよ、霧島」

 そう言って、ついにあの警戒心の強かった楓の身体に手を伸ばす。

 まずは、制服のシャツのボタンを外していく。最後のボタンを外し終わると、日焼けした美しい小麦色の美肌と、シンプルなブラに包まれた程よい大きさの美乳が露になった。

「あぅ…、恥ずかしい…///」

 露出した素肌を見られ、楓は羞恥から顔を背ける。いつもは競技用のユニフォームを着ているのだからこれくらいの露出は平気だろうとも思ったが、ユニフォームを着て肌を露出することにも興奮していたということも、楓のことならありえる話だ。

「綺麗な肌だな…」

 俺は楓の引き締まった体を優しく撫でる。佳苗や優奈の抱き心地の良いふくよかな肉付きと違い、無駄な脂肪のない、引き締まった筋肉質な肉体は、健康的なエロスがあった。

 次に俺はブラのホックを外し、美乳を直揉みする。

「んっ…ふぁ…あっ…」

 乳房を掴まれた瞬間、楓はビクッと身体を震わせた。片手に収まるほどの丁度良い大きさの美乳は弾力があり、じっとりと汗をかいていることもあって、俺の指に吸い付いてくるような肌触りだった。

「どうだ、胸を直接触られるのは初めてだろう?」

 俺はわざと楓の羞恥を煽るような言葉を投げかける。思えば、佳苗が衣服越しにしか愛撫をしなかったのは、初めて素肌にふれる相手は俺にしようという心遣いだったのだろう。つくづくよくできた奴隷だなと関心する。

 俺に胸を直接弄られている楓は、漏れ出す喘ぎ声を懸命に堪えている。乳肉を揉みしだいている内に、俺は可愛らしい小ぶりな乳首がぷっくりと隆起しているのに気付いた。

「ふふ、可愛い乳首が勃ってきてるぞ」
「んんっ…!あっ、はぁあっ…」

 乳首を摘み、指先で転がすと、楓はビクビクと身体を震わせながら悶える。他の奴隷たちに比べると小ぶりな乳房だが、感度に関しては負けていない。

「うふふ…、楓さん、乳首気持ちいいでしょう…」

 俺の攻められる楓を見守っていた佳苗が、優しく語りかける。その表情は完全に悦に浸っており、されるがままに悶え狂う楓を見て、彼女自身も興奮状態にあるようだ。

「そうだな…、佳苗も楓のおっぱいを責めてやってくれよ。見ているだけではつまらないだろう」

 そう言うと、佳苗は嬉々として楓の乳房に手を伸ばした。

「あぁっ…三枝先生っ…、ダメぇ…」
「うふふ…、楓さんのおっぱい、可愛い…♥」

 佳苗はノリノリで楓の乳房をもてあそんでいる。細い指で乳首を摘みあげたり、ときには乳輪を口に含み、乳房へ刺激を与えていく。
 胸の愛撫は佳苗に任せておけば大丈夫だなと思った俺は、視線を楓の下半身にスライドした。

「それじゃあ、俺はこっちを攻めてやろうかな」

 俺は楓のスカートを捲くり上げ、下半身を露出させる。

「んやぁっ…!せ、先生、そこは…だめぇ…」

 パンティーを見られた楓が顔を真っ赤にしながら恥ずかしがる。そんな楓の下半身だが、まず目に付くのはその引き締まった太股だ。鍛えられたムチムチな太股はこんがりと日焼けしており、じっとりと汗ばんだ柔肌は光沢をまとっているかのような美しさだった。

 次はパンティーに目を移す。白いパンティーのクロッチ部分には滲み出した愛液による染みができていた。楓らしい無駄な柄のないシンプルなパンティーだけに、その染みは余計に目だって見える。

 俺はパンティーに両手をかけ、一気に擦りおろしてしまう。


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「おおっ…」

 目の前の光景に思わず唾を飲む。淫裂が愛液で濡れそぼっていたのは予想通りだが、何よりも、ヘアの無い、ツルツルの恥丘に目を奪われてしまう。楓のマ○コはパイパンだったのだ。

「神藤先生…見ちゃ…、ダメぇ…」

 パイパンマ○コを見られ、あまりの羞恥心から楓は顔を両手で覆ってしまう。普段のクールで気高さすら感じさせる楓の恥部を知り、俺の気分はますます高揚する。
 気分のノってきた俺は、被うもののない丸裸の蜜壷へ、顔面を近づけた。鼻息が当たるだけで、濡れた秘唇がひくつく。

「胸だけじゃく、こっちのほうも気持ちよくさせてやるからな」

 そう言って、汗と愛液の混じったいやらしい芳香を放つ淫穴へ舌を伸ばした。

「んんっ…!?せ、せんせっ…!な、舐めちゃ、だめぇぇっ!」

 舌先が淫裂を分け入ると、楓は一際高い声をあげた。俺の行為を拒もうと両手で頭を掴まれるが、その力は弱々しい。構わず舌先を肉壷へ侵入させていく。

「ふぁっ…あぁっ…!そ、そんな…あぁあんっ!だめぇえっ」

 膣内を蹂躙され、激しい喘ぎ声を漏らす。まだ何者の侵入も許したことのなかった膣壁は俺の舌先を容赦なく締め付け、蜜園の浅いところしか刺激を与えることができない。俺は構うことなく淫穴の入り口付近にむしゃぶりつく。

「くぅっ…あぁっ…んっ…はぁあんっ…!」

 膣口や陰唇を容赦なく舐られ、抑えることのできない嬌声が、楓の口から漏れ出す。マ○コを貪っている間も、とめどなく愛液が溢れだしてくる。

(この調子じゃ、あっという間にイッてしまいそうだな…)

 やはり楓の感度の良さは優奈たちと同等、否、それ以上かもしれない。このままクンニでイカせてもよかったが、どうせなら初めての絶頂は俺のチ○ポで味わわせてやることにしよう。
俺はクンニでの攻めを止め、チャックを下ろし、いきり立ったイチモツを取り出した。

「俺のチンポでイカせてやる。しかし、乾いたままでは初めは痛いかもしれないからな。佳苗、頼む」
「はい、神藤先生…♥」

 俺が目配せすると、すぐさま佳苗は俺の足元に跪き、勃起した剛直を咥え込んだ。

「ん…ちゅ…はぁ…♥神藤先生の…逞しくて素敵です…♥これが今から楓さんの中に入るんですね…、じゅるっ…ずちゅぅぅう…♥」

 佳苗は俺の肉棒をとても愛おしそうにしゃぶり回す。相変わらず佳苗のねっとりフェラは絶品で、すでに硬直していた肉棒は、さらにむくむくと肥大化していった。

「ふぁ…♥エッチなおつゆもでてる…♥先生、楓さんの中に入れたくて堪らないんですね…、ん、ちゅぅう…んふぅぅ…♥」

 佳苗の喉の奥まで届きそうなほどの深いフェラチオに気を抜くとあっという間に精液を搾り取られそうになる。俺は佳苗の頭を優しく撫で、挿入準備のフェラをやめさせた。

「ふぅ…、ありがとう佳苗。それじゃあ、霧島、覚悟はいいか」

 ペニスは我慢汁と佳苗の唾液でぬるぬるになった。これなら楓の小さな秘裂にも割って入ることが可能だろう。
 俺は楓の腰をつかみ、ペニスの先端を楓の濡れそぼったパイパンマ○コに近づけた。

「あ……、あぅ…」

 挿入を前にして、楓の顔には恐怖の色が浮かんで見える。俺は亀頭で割れ目を数回擦ったあと、淫裂の中心に向け、ゆっくりと腰を沈めていった。

「あっ…、ひぅぅううう…!!」

 カリ首が蜜壷に沈み込み、楓が悲鳴をあげそうになるのを堪える。肉壁が緊張で強張り、異物の侵入を阻もうとしてくる。

「力を抜け、霧島。最初は一気にいくぞ」

 そういって体重を乗せ、肉棒を秘裂にねじ込んでいく。ぶちぶちと膜を破る感触が亀頭の先から伝わる。

「ひぐっ…!あぁぅううう……」

 肉棒が奥まで侵入すると、楓が苦悶の表情を浮かべる。懸命に悲鳴を堪えようとするが、苦痛に滲んだ喘ぎ声が食いしばった口から漏れ出す。

(く…やはりきついな…)

 楓の膣は狭く、さらにスポーツで鍛えているだけあって膣肉の締め付けも強力だった。今まで体感したことのないほどの圧迫感を肉棒全体で感じ、感動を覚える。

「どうだ霧島、チ○ポが奥まで入ったぞ」
「くぅ……!はぁ…、い、痛い……」

 やはり初めては快楽よりも痛みが勝っているようで、切れ長の目にはうっすらと涙が浮かんでいる。普段の楓からは想像もつかぬ弱々しい姿に、俺は計らずも興奮してしまう。

「動くぞ、霧島。ゆっくり息を吐いて、楽にしろよ」

 腰をゆっくりと動かし、肉棒の抽送を始める。

「んん…っ…!あっ…動いちゃ…だめっ…あぁあ…!」

 膣内で肉棒が動き、楓の身体が小刻みに震える。苦痛に表情が歪むのとは裏腹に、膣ヒダはぎゅうぎゅうと肉棒に絡みついてくる。
 俺は強張ってキツキツの膣内を肉棒で容赦なく掻きまわしていく。

「んっ…くっ…あぁ…はっ、はぁ…っ…!」

 相変わらず楓の食いしばった口からは苦悶の呻き声が溢れている。しかし、緊張したままだった膣肉は徐々にほぐれてきており、スムーズな抽送が可能になってきた。俺は自身がイってしまわぬよう集中し、ピストンを続けていく。


「んあっ…はぁっ…!ふぁっ…あっ…あぁん…」

 俺の肥大化したカリ首が膣壁を擦っていく内、楓の苦痛の声のなかに甘い嬌声が混じるようになってきていた。

「うふふ、楓さん。だんだん気持ちよくなってきたかしら…?」
「ふぁっ…あうっ……、わ、わかりません……」
「それじゃあ、楓さんがもっと気持ちよくなれるよう手伝ってあげるわね…」

そう言うと、佳苗は再び楓の身体を弄りはじめる。片手では乳首を摘み上げ、もう片方の手は俺と楓の結合部の上、半剥け状態のクリトリスを転がす。

「んあぁああっ!そ、そんな…一辺に触られると…、んっ、くふぅぅううっ…!?」

 楓の嬌声がより一層激しくなる。意識が膣以外にも分散されたためか、張り詰めていた膣肉も一気にほぐれだしていく。

「いいぞ、佳苗。二人で楓をいっぱい感じさせてやろう」
「はいっ、神藤先生♥」

 俺たちは楓への攻めをだんだんと激しくしていく。佳苗の愛撫によって楓のクリトリスはぷっくりと肥大化してきた。俺はピストンを早めるだけでなく、腰を輪を描くように大きくグラインドさせ、膣襞をカリ首でえぐるように擦っていく。

「ふぁっ…あんっ…!あぁっ、激しい…、ふぁぁ、ああっ…き、気持ちいい…!!」

 容赦なく与えられる快感に、もはや挿入の痛みは忘れてしまったようだ。より深くチ○ポを欲しがっているかのように、弾力のよい膣肉がきゅうきゅうと収縮し、肉棒をしめつける。

「あっ、ああんっ…お、お股が熱くて…、奥から、気持ちいいのくるぅぅうっ…!?」

 膣肉の収縮のスパンが短くなり、ピクピクと半ば痙攣しているかのようになってきた。乳首、クリトリス、膣内の三点攻めに、楓の初めての絶頂が近づいてきたようだ。

「ははっ、もうイキそうなのか。それなら、俺も一緒にイッてやるぜ」
「ねぇ…神藤先生、イクのだったら、精液は私にください♥」
「ああ、そうだな。佳苗にもご褒美だ。たっぷり顔射してやる」

 佳苗にもザーメンの褒美を与えることにした俺は、フィニッシュへむけてピストンを激しくしていく。

「ふぁああっ…気持ちいいっ♥あぁっ…神藤先生…はぁっ、ふぁああんっ」

 絶頂寸前となった楓もついには自ら腰を揺すり始めた。キツキツの膣肉で激しく扱かれていくうち、下腹部から熱い精液がこみ上げて来るのが分かった。

「ふぁあああっ、もうダメっ、イクっ、イクぅぅうううっ♥」
「うおお、出るっ…佳苗、受け取れよっ…!」

 射精の瞬間、俺はすばやくペニスを抜き取り佳苗の顔へ竿先を向けた。

どっぴゅるるる!ぴゅっ、どぴゅぅっ!!

「ひゃうっ…あぁああああっ♥」

 ペニスが膣内から抜けた瞬間、楓は身体を大きくビクンと仰け反らせた。一方の俺は口をあけて精液を待つ佳苗に向けて、白濁液を振り掛ける。

「んんんっ♥ドロドロの精液、いっぱいですぅ…♥」

 精液をもろに顔に受けた佳苗はうっとりとした表情で、顔についた精液を指ですくっては舐め取っていく。

「ふあぁ…で、出ちゃうぅぅ…」
「ん?」

じょろっ、ちょろちょろろろ……。

 楓の情けない声に視線を戻すと、なんと楓はがくがくと身体を震わせながら失禁してしまっていた。秘裂から流れ出る黄金水が机から滴り落ち、教室に水溜りを作っていく。

「はははっ、こいつは面白いっ。感じすぎてションベンまで漏らしちまったのかよ」

 なおも排尿は止まることなく、尿道口から湯気をたてながらチョロチョロと小便が流れ出る。

「ふぁぁ…おしっこ…、気持ちいい…♥」

 今の楓には排尿行為すらも快感でしかなく、小便を排出する快感にその身を震わせている。長い排泄が終え、ぐったりと横たわりながらも、その表情は恍惚としているのだった。





 楓がぐったりとしている間に、佳苗は汚れてしまった机や床を綺麗に掃除した。他人の愛液や小便であってもてきぱきと拭きとっていく姿をみると、やはり佳苗を奴隷にしてよかったと思う。

「ん……」
「よう、気がついたか、霧島」

 小さな寝息を立てていた楓が目を覚ました。身を起こした楓はあたりをキョロキョロと見回す。ぼーっとした頭で精一杯現状を把握しようとしているようだ。

「あんなに激しいセックスのあとだ、気を失うのも無理はないさ。最後には小便まで漏らしちまうしな」
「っ…!!!……///」

 楓は俺の言葉にようやく全てを思い出し、赤面する。確かに、年頃の少女が人前で失禁するなど、穴があったら入りたい気分だろう。

「うふふ、恥ずかしがらなくてもいいのよ?」
「そうだぞ。漏らしてるときの霧島なんか、すごい気持ち良さそうな顔してたもんな」
「………///」

 楓はうつむいたままワナワナと震える。いつもの楓なら俺に噛み付いていたところだろうが、事実だけに言い返せないのだろう。

「これからも、気持ちよくなりたかったらいつでも俺のところへ来てもいいんだぞ」
「…っ!も、もう来ませんからっ…!……失礼しますっ」

 そう言うと、楓はそそくさと出て行ってしまった。



「楓さんったら、いじっぱりねぇ」
「はは、あいつらしくていいじゃないか」

 最後の最後で楓らしい強情なところを見せられた訳だが、俺には余裕があった。なにせ、あれだけ俺に敵対心剥き出しだった楓を、セックスどころか小便を漏らすほどの絶頂へ導いてやったのだ。あれだけ性欲の強い楓のことだ、俺のチ○ポに依存してしまうのも時間の問題だろう。

「それより、今日はよく働いてくれたな、佳苗」
「それは…、神藤先生のためですもの…♥」

 佳苗はそう言うと、俺の腕をとり、その身を絡ませてくる。柔らかな爆乳を俺の身体に押し付け、すっかり萎えた俺の股間を優しく摩ってくる。

「おいおい、抜け駆けか?さくらと一緒にって約束だったろ」
「もう……。それじゃあ明日、約束ですよ」

 俺の言葉に、佳苗は年甲斐もなくぷくっと頬を膨らませるのだった。
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