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いちろぐ。

学園もの

第5話②


「あ、あの、失礼します」

 翌日の放課後。
 保健室に松葉杖をついた七夏がやってきた。おそらく病院での検査の結果を報告に来てくれたのだろう。

「おお、よく来てくれたな。まあ、座ってくれ」

 制服姿の七夏が室内に入り、ベッドへと腰掛ける。歩き方を見るに一日で少しましになったようにも見える。


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「で、検査の結果はどうだったんだ?」
「は、はい。そのことですけど…」

 七夏がゆっくりと口を開く。まさかとは思うが骨折といったことはないだろうか。

「軽い捻挫みたいです。1、2週間もすれば直るだろうって」
「おお、そうかぁ。よかったなあ」

 三年生は夏に最後の大会を控えている。怪我で出られないなんて不憫なことにはなって欲しくなかったから、本当に嬉しい報告だった。

「はい…、本当によかったですっ」

 七夏の顔にも思わず笑みがこぼれる。思えば俺の前でこんなにも素直に笑うのは初めてかもしれない。

「神藤先生が適切な応急処置をしてくれたのも大きかったと思う。そ、その、本当にありがとうございました」

 はにかみながら素直に感謝の言葉を述べる七夏。その顔には昨日のような警戒心は感じられなかった。

「なに、保健医として当然のことをしたまでさ。それより、酷い怪我じゃなくて本当によかったよ」

 それは本心からの思いだった。教師として、教え子が涙をのむ姿は見たくないのだ。

「そうだ、今日は部活には出ないんだろう?たまにはゆっくりしていったらどうだ?お茶くらいだすぞ」
「あ、えーと……。うん、その、ちょっとだけ、なら…」

 七夏は少し迷っているようだったが、今日は提案を受け入れてくれた。
 俺はさっそく椅子から立ち上がり飲み物の準備を始めた。



~~~~~~



「さあ、できたぞ」

 神藤先生が紅茶を淹れて持ってきてくれた。作っている間、先生の背中を座って眺めているのはなんだか不思議な感じだった。

「あ…、この紅茶、おいしい…」
「そうだろ?俺のお気に入りのやつなんだ」

 アタシが感想を述べると、神藤先生は嬉しそうに微笑んだ。その無邪気な表情になんだかドキッとしてしまう。

「あったかくて…、なんだかホッとする味…」

 まるで、身体の奥から温まるような、そんな不思議な紅茶だ。

(アタシ、なんでこんなことしてるんだろ…)

 神藤先生と二人っきりで、しかも一緒にお茶を飲むなんて。

(神藤先生って、気さくだし生徒にも優しいけど、ちょっとスケベな感じするんだよなー…。さくらちゃんや優奈とよくしゃべってるし)

 実際、最近になって変な噂を聞くようにもなった。ありえないことだが、女子学生と関係を持っているとの話も聞いている。

(でも…、神藤先生って顔は悪くないし、気持ちはわからなくないかな……って、なに考えてんだ、アタシ)

 先生と生徒でなんて許されるわけがない。ちょっと頭がボーっとしてるみたいだ。

「な、なんだか今日…暑くないですか…?」

 変なことを考えているとじわっと汗をかいてきた。窓を閉め切っていてこの部屋は暑い。変なことを考えてしまったのもそのせいに違いない。

「そうか?暑いならそんな暑苦しいブレザーを脱いだらいい」

 どうやら神藤先生は暑くないらしい。シャツの上に白衣を纏っているのに、本当だろうか。

「そうですね…ちょっと上着だけ脱がせてもらいます」

 そういってアタシは制服のブレザーを脱いだ。ついでに首元のリボンもするすると外し、上から二つほどシャツのボタンも外した。

(先生の前で制服を脱ぐなんて、変な感じ…。あっ、やだ、シャツからブラジャーが透けちゃってるっ…!)

 今日は少し派手目の赤いブラをつけていて、白いシャツの上からはそれが丸わかりだったのだ。

(うぅっ…神藤先生の前で…、恥ずかしいよぉ…!)

 先生に下着を見られるなんて、そう思うだけでまた身体がカァッと熱くなってくる。

「それにしても、日野は本当にバスケが上手だなあ。昨日見たときはびっくりしたぞ」

 アタシの心境とは裏腹に、神藤先生はいたってのんきである。アタシの下着の色なんて興味ないのだろうか。それはそれで少し悔しい気もする。

「おや…?足首の包帯が緩んでいるな。しっかり固定しとかないと治りが遅くなるから、あたらしく巻き直そう」

 そう言って神藤先生は席を立ち、壁際の棚に包帯を取りに行く。
 それほど緩んでいるようにも見えなかったが、きっと神藤はアタシのことを考えて少しでも足の調子が良くなるように言ってくれているのだろう。

 包帯を取ってきた先生はベッドのアタシの足元付近に腰掛けた。

「よし…と、それじゃあ包帯を取り替えるからな。動くなよ?」

 そう言ってアタシの包帯を取り替え始める。

「あっ……」

 先生の手がアタシの足に触れる。

「ん、どうした?痛かったか?」
「あっ、い、いえっ!その…ちょっとくすぐったくて…」

 思わず声を出してしまった。変な子だと思われなかっただろうか。

(恥ずかしい…。急にあんな声出しちゃうなんて…)

 そう思うとまた身体が熱くなる。それになんだか先生に触れられたところも熱を帯びてきた気がする。

(先生の手、おっきいな…)

 慣れた手つきで包帯を取り替えていく先生。その姿は普段の姿とは違って、とても頼もしく見えた。

「これでよし、と。終わったぞ、日野」
「あ、あり…がとう…」

 包帯の取替えが終わる。いつのまにか先生の姿に見とれてしまっていたようだ。

「早くよくなるといいな」

 包帯を元の棚にしまっていた先生がいつのまにかまたベッドに腰掛けていた。

「うん…。神藤先生に手当てしてもらったから、きっとすぐ良くなると思う」

 アタシがそう言うと先生は優しそうに微笑んだ。つられてアタシも笑顔になる。

「それにしても、さすがにいい筋肉をしてるな」

 急にそんなことを言ったかと思うと、先生はアタシのふくらはぎを手でさすった。

「ひゃっ…!?」

 突然のことにアタシはさっきよりも大きな声を漏らしてしまう。

(せ、先生…!?どうして急に…!)

 思わぬ行動に頭の中がパニックになりかける。

「これだけ鍛えているから、あんなに早く走れるんだな」

 そんなことを言いながらふくらはぎをゆっくりを撫で回していく。そしてその手はだんだんと足の上部、ふとももの方へと向かっている。

「太股もほら、こんなに引き締まってるよ」

 太股へと到達した先生の手がゆっくりと太股を撫で回す。時折指先に力が入り、筋肉の具合を確かめるように太股の肉を揉まれてしまう。

「ん…ぁ…」

 先生の手つきに思わず吐息が漏れてしまう。

(ど、どうして…やめて欲しいのに、声が出ないよ…。それに、また身体の奥から熱くなってきた…)

 先生の手つきがだんだんといやらしく見えてくる。それなのに、やめてと言うことが出来ないアタシ。それどころかもっと触って欲しいとまで思ってしまう。

(あっ…ダメ…、スカートの中に手が入っちゃう…!)

 先生の手はスカートに触れるギリギリのところで止まる。そしてまた太ももを撫で回したかと思うと再び足の付け根に近づく。そんなことを繰り返されていく内、もうやめて欲しいとも思わなくなってきた。

「ん…神藤先生…」
「日野…」

 神藤先生が座っているアタシの腰に手を回してきた。

(えっ、やだ…先生とこんなにくっついちゃった…、それより、どうして急にこんなことを…)

 なにがなんだか分からない。身体がゾクゾクと震えている気がする。思えば父親以外の男の人とこんなに密着するのは初めてかもしれない。

「お腹にも無駄な筋肉が一切ない…いい身体をしてるな…」

 そう言いながら、先生はアタシのお腹から腰周りにかけてをゆっくりと撫で回す。
その手つきはねっとりといやらしかったが、不思議と不快ではなかった。

(あぁ…ダメ…やめて…、先生…そんなに触られたら…アタシ、もう…)

 心の中でそう思ったところで先生の手つきは止まらない。

「ん…やぁ…」

 もう溢れる吐息を止めることなど出来なかった。先生の手つきにあわせて、アタシが今まで出したことのないような甘い声が漏れ出してしまう。

「ふふ…そんな声を出すのか…、可愛いよ…七夏…」

 アタシの反応に先生は嬉しそうに微笑むと、ゆっくりとその顔をアタシの顔に近づけてきた。

(え…先生、今アタシのこと、七夏って…そ、それより、顔、近いよっ…)

 先生の視線はアタシの口元に注がれている。
 そして、甘い吐息の漏れるアタシの唇に先生の唇が近づいてくる。ゆっくり、ゆっくりと━。

(あぁ、先生…、アタシ、ファーストキスなんだけどな……、でも、神藤先生だったら、いっか…)

 もはやなにも考えられなくなったアタシは、唇と唇が触れ合うその瞬間、そっと目蓋を閉じた━。



~~~~~~~~~~~~~



「ん…ちゅ…んん…」

 俺は七夏の唇を、自分のそれで塞ぐ。目を閉じた七夏は少しも抵抗することなく、俺の唇を受け入れた。

「ちゅ…はぅ…ん…先生…」

 とろんとした目つきの七夏だが、しっかりと俺の口の動きに合わせようと努力しているのが伝わる。初々しいカップルのようなキスだが、俺は十分に興奮した。

(ふふふ…こうも上手くいくとはな…)

 七夏のたどたどしいキスを味わいながら思い返す。

 俺は七夏の紅茶に特製の媚薬を混入した。それは口にするだけで性欲が向上し、全身が性感帯のようになってしまう強力なものだ。七夏はまんまとその媚薬入り紅茶を味わい、効果はすぐに表れた。七夏自身は気づいていたかわからないが、頬は紅潮し、息遣いも荒くなっていった。
 足に触れたときに嫌悪感を示すようであれば、計画は中止して別の方法をと思っていたのだが、七夏は俺の手を拒むことはなかった。それどころか次第に甘い声を漏らすようになったのだ。あえて局部や胸は触らないようにしたのだが、おそらく七夏は俺の手が触れただけで、その身を快感に打ち震わせていたに違いない。
 そして、次第に密着する俺の身体から逃れようともせず、ついには俺の接吻を受け入れる━。

 気分をよくした俺は舌先を七夏の口内に割って入れてみる。

「んんっ…!?ふぁっ…んちゅぅ…」

 突然の舌の侵入に一瞬驚いたようだったが、すぐに七夏はそれを受け入れる。舌をうまく絡めることが出来なかったからだろうか、七夏は一通り俺の口内を舐めまわしたかと思うと、その後は俺の舌先に赤子のように吸い付いてきた。

「んちゅ…んふぅ…れろ…ちゅ…」

 愛おしそうに俺の舌をしゃぶる七夏。それに応えるように俺は舌で七夏の口内を激しく蹂躪していく。

(七夏…まさか、ここまで求めてくるとはな)

 今の七夏の姿は媚薬の効果だけでは説明できるものではない。おそらく優奈が言っていたのは本当だったのだろう。七夏の内に秘めた俺への好意が、媚薬と、俺の愛撫によって開放されてしまったのだ。もっとも、七夏の俺への想いが恋愛感情だったのかはわからないが。

 俺は七夏をベッド上に押し倒す。

「あ…ゃん…」

 七夏はされるがままにベッドに仰向けになった。俺はすでに胸元がはだけたシャツのボタンを全て外し、シャツを開いた。

「ああぁ…いやぁ…」

 赤いブラジャーに包まれた七夏の巨乳があらわになる。俺は改めて眼下にあるその二つの膨らみを観察する。
 優奈に比べるとやや小さめだが、それでもこの年頃の女性としては大きすぎる乳房が、重力に逆らってその存在を主張している。ショートカットでボーイッシュなイメージの七夏にこんなボールのような乳房が実っている、そのギャップがより一層この光景を淫靡なものにしていた。
 俺は乳房を包む赤いブラに指をかけ、一気に上にずらしてしまう。 

「いやっ…ああんっ!」

 ブラが引きあがった後、七夏の双乳がプルンと大きく弾んだ。そして、乳房の先端の可愛らしい突起が俺の目の前に出現した。

「あぁ…はずかしい…、先生におっぱい見られちゃってるよぉ…」

 羞恥心から七夏は思わず顔をそむける。そのうぶな反応が男を悦ばせるとは思いもしないのだろう。
 俺は七夏の乳房を両手で優しく包み込むと、ゆっくりとマッサージをするかのような愛撫を始める。

「あっ…はぁっ…お、おっぱい、触られてる…」

 胸への愛撫に頬を染めて恥らう七夏。それでも身体のほうは敏感で乳肉を揉むたびにビクンと全身を震わせている。

「はっ、こんないやらしいおっぱいをぶら下げてるなんて、普段の七夏からは想像もできんな」

 俺は緩急をつけて七夏のむっちりとした乳房を揉みしだいていく。
 七夏の乳房は、優奈やさくらに比べると弾力があり、少し指に力を入れただけで強く押し返されてしまう。負けじと俺はより激しく七夏の乳肉を愛撫していく。

「いやっ…先生…そんなにいやらしく揉まないで…、あ、はぁ…」

 おっぱいの感度も良好で、いやいやと言いながらもその口からは甘ったるい吐息が溢れ出していた。
 俺は次に指先で可愛らしい乳頭を摘んでみる。

「やぅぅううっ…!?あぁっ、乳首はダメぇ…、あぁあんっ…!」

  乳首を摘まれると、七夏は全身をビクンと震わせる。
 七夏の乳首は小ぶりだが、ピンと上向きに立ち上がっており、七夏の活発なイメージにマッチしていた。赤みがかった小さめの乳輪はまるでさくらんぼのようだ。

「ふふ…七夏、そんなに乳首が気持ちいいか」
「やっ、あんっ、わかんないっ…けど、先生に乳首摘まれると、ピリピリしちゃうの…あっ、あんっ」

 指で刺激を与えてやる度、まるで全神経がそこに集中しているかのようにビクビクと悶え狂う。媚薬のせいもあるだろうが、乳首への刺激だけでここまで乱れることのできる七夏は優奈たちにも劣らぬ性奴隷としての素質があるのだろう。

 ひとしきり反応を楽しんだ俺は乳首を嬲る手の動きを止めた。

「あぅ…?せ、先生、もう、しないの…?」

 突然刺激が止んだことに不満かのように、七夏は物欲しそうな目で俺を見上げている。

「どうした、まだ乳首を触っていて欲しかったのか?」 
「やっ、そ、そういうわけじゃ…ないんだけど…」

 いまだ恥じらいを捨てることができないのか、七夏は俺の言葉を慌てて否定する。

「ふふ…七夏、これからもっと気持ちいいことをしてやるよ」
「あう…、もっと…気持ちいいこと…?」

 ぽかんとしている七夏のよそに、俺は七夏のスカートの中に手を忍び込ませる。そして下着に手をかけると躊躇することなく一気に擦り下ろしてしまう。


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「きゃっ、いやぁあああっ!?」

 局部が露出され、七夏は悲鳴のような声をあげる。

「いやっ…見ないでぇ…、うぅ…まだ誰にも見られたことないのに…」
「ほう、そうなのか。よかったじゃないか、初めての男がこの俺でな」

 俺は七夏の露出された股間を凝視する。
 陰部回りを覆う陰毛は薄い。そして陰裂のスジも小さめでまだ未発達なところがありそうだ。それでもその幼いワレメはすでに愛液でグショグショになっている。

「いやらしいぜ、七夏…。可愛らしいマ○コが、こんなにグショグショになってる…」
「いやっ…言わないでぇ…!あぅぅ、先生にアソコ見られて、恥ずかしいよぉ…」

 俺が七夏のマ○コの様子を伝えると、七夏は羞恥に身をくねらせる。もっと辱めてやろうと思った俺は陰部に顔を近づける。
 七夏の陰口からは愛液のいやらしい芳香が漂い、むっとした熱気が感じられる。

「マ○コに俺の息があたってピクピクしてるぞ…。七夏、俺に見られるのがそんなに嬉しいのか」
「うぅっ…そ、そんなことない…!あぅ…見ないでぇ…」

 首を振って否定する七夏だが、その甘い猫撫で声は明らかに俺を誘っている。
 たまらず俺は目の前の陰裂に向かって舌を伸ばした。

「ひゃぅうっ!?せ、せんせー、そんなとこ、舐めちゃだめだよぉぉっ!」

 ワレメに沿って一舐めすると、七夏は一際大きな悲鳴をあげた。

「だめっ、そんな…アソコを舐めるなんて…汚いからダメだよぉ…」

 初めて男に陰部を見られ、その上クンニまでされてしまう、そのあまりの恥ずかしさに七夏は身をくねらせながら顔を両手で覆ってしまう。

「汚くなんかないさ。こんなにきれいなマ○コなんだ、いくらだって舐められるぞ」

 俺は舌先で陰裂をベロベロと舐め回す。膣口からは愛液が次々と溢れ出し、俺の口内に流れ込む。

「あっ、あっ…いやっ…ああぁああんっ…!」

 舌の動きにあわせて嬌声をもらす七夏。俺はさらに舌先を強く押し当て、ワレメの中、膣口に侵入した。

「ひゃぅううぅうっ!?せ、先生の舌が、アタシの中に入ってるぅぅう!?」

 舌先をねじ込むと、たまらず悲鳴混じりの嬌声があがる。俺は舌先を膣内に差し込んだまま激しくうねらせる。

「あぅぅうっ!?舌、動かしちゃだめぇええっ!」

 生まれて初めての快感に七夏は身をくねらせて悶える。その反応に気をよくした俺はさらに膣口を掻き回す。

「あっ、だ、だめっ…そ、そんなに舐められたらア、アタシ、もう…」

 七夏の喘ぎ声と息遣いがだんだんと激しくなっていく。両手はシーツを掴んでおり、迫りくる絶頂を堪えているようにも見える。
 こうなれば舌で絶頂まで導いてやろうと、俺は舌先を触手のように膣内でうねらせる。

「ああぁあっ、そんなに激しくされたら…、も、もうダメっ…、気持ちいいのきちゃうっ、あぁっ、やぁぁあああっ!」

 七夏の身体が大きくビクンと跳ね上がる。その瞬間、膣口からは透明のシャワーが溢れ出した。

「あぁぁああ…っ、お、おもらししちゃったぁ…、先生…ごめんなさい…」

 おそらく潮を吹くという現象を知らないのだろう、失禁してしまったと勘違いした七夏は困った顔で謝罪する。 

「謝ることはないさ、七夏。これは潮吹きといってな、気持ちよくてたまらないときに出てくるんだ」

 俺はびしょびしょになった眼鏡を拭きながら説明してやる。

「はぅぅ…潮…吹き…?」
「あぁ。七夏は俺にマ○コを舐められて感じていたんだ。これならもう本番に移っても大丈夫かな」

 息も絶え絶えな七夏をよそに、俺はズボンを下ろしてガチガチに膨張したイチモツを七夏の前に曝け出した。

「キャッ…!す、すごっ…、先生の…すっごく大きくなってる…」

 初めてみるであろう男の直立したペニスを前に、七夏は思わず喉を鳴らす。

「ふふ…こいつが今からお前の膣内に入るんだ。覚悟しろよ」

 俺は正常位の体勢になるよう腰を落とす。そして七夏の身体を掴むとグショグショになったマ○コに向けて肉棒を近づけていく。

「あぅ…神藤先生…、その…アタシ、初めてだから…優しくしてね…?」

 ペニスの先端が膣口に触れそうになったその瞬間、七夏が静かに口を開いた。
純潔を散らすことにもう少し戸惑いを見せるかとも思ったが、想像以上に七夏はこの状況を受け入れているようだった。
 俺は七夏の言葉に頷くと、肉棒を陰裂にゆっくりと突き刺していった。

「はぅっ…あ、あぁぁぁあっ…!」

 狭い肉壷へ肉棒が挿入されていく。まるで異物の侵入を阻むかのように膣襞が収縮し、ペニスを奥へと突き入れることができない。

「くっ…なんてしめつけだ…!だが、最初は一気にいくぜ、七夏っ」

 俺は腰に力をこめ、肉棒を一気に膣内の奥底まで突き入れてしまう。

「ひぅっ、あっ、あぅうううううっ!?」

 肉棒が処女膜を突き破った瞬間、七夏はほとんど悲鳴に近い喘ぎ声をあげた。

「あぁっ…先生、いっ、痛いよぉっ…!」

 あまりの苦痛に七夏の目には涙が浮かんでいる。膣口の結合部にはロストヴァージンの証がうっすらと赤く滲んでいた。

「力を抜くんだ、七夏。じきに楽になってくる」

 俺がそう言うと七夏はリラックスしようと大きく呼吸を繰り返す。そしてしばらくすると緊張が解けたためか肉棒への強烈な締め付けも幾分かゆるくなってきた。

「ようし、いい子だ、七夏…。さあ、少しづつ動いていくぞ」

 俺は七夏の頭を撫でてやると、ゆっくりと腰を動かしてピストンを始めていった。

「あっ、あぅぅううっ…、やっ、あぁあああっ…!」

 七夏はいまだ苦痛を感じているようだ。俺の背中に手を回して必死に痛みに堪えている。それでも先ほどのクンニのおかげで膣内はかなりほぐれており、肉棒に吸い付くように肉壁が収縮を繰り返している。

「くぅっ、気持ちいいぜ、七夏。マ○コが俺のチ○ポに吸い付いてくるみたいだ」
「あっ、あぁ…っ!せ、先生…やぁっ、ひゃぅうううっ」

 悲鳴交じりの嬌声も、だんだんと甘い鳴き声に変わってきている。俺は腰の動きを徐々に早め、七夏の膣穴を掻き乱していく。

「ふぁぁあっ、せ、先生のが、なかでゴリゴリ動いてるよぉっ…!」
「どうだ、七夏。まだ痛むか?」
「あぅっ、わ、わかんないっ…!けど…なんだかアソコが熱くて、ジンジンするのっ…あぁっ、はぁあああん」

 さすがに初体験ということもあってすぐに快感を得られるとは思っていなかったが、七夏の身体にも徐々に変化が現れ始めた。キツすぎるほどだったマ○コも肉棒の動きに合わせるようにうねり、収縮している。

「あぁっ…激しいっ…ふぁあっ、ああんっ」
「あぁ…いいぜ七夏…、サイコーに気持ちいいマ○コだぜ」

 まるで本能的に男を悦ばせる術を知っているかのように、七夏の肉壷が俺のペニスを締め付ける。少しでも気を抜くとあっという間に精液を搾り取られてしまいそうだ。
 俺は身をかがめて七夏の口元へ顔を近づける。そして、開きっぱなしの七夏の口を自分の口で塞いだ。

「あむぅっ、んちゅ…ん…ちゅっ、はぁぁっ…!」

 再び重なり合う俺と七夏の口唇。七夏は痛みを紛らわすかのように夢中で俺の唇にむしゃぶりつく。俺は腰をピストンさせることも忘れず、口内とマ○コを巧みに刺激する。

「んちゅっ、はぁあんっ、先生、先生ぇ…」

 俺の背中に手を回し、蕩けた目つきで俺を見つめる七夏。俺はその姿にたまらない愛おしさを感じてしまう。

「すごく気持ちいいよ、七夏…。だから七夏も気持ちよくなってくれよ」

 俺は七夏の耳元で甘く囁いてやる。そして今度は輪を描くように肉棒で膣内をかき回す。

「ふぁっ、あんっ…、激しいのっ…あんっ、はああんっ♥」

 緩急をつけた俺の責めに、七夏の喘ぎ声が次第に甘く艶っぽくなってきた。

「ふふっ…だんだん気持ちよくなってきたんじゃないか、七夏」
「ああっ、だめぇっ、気持ちよくなっちゃうのっ、先生、やぁああんっ ♥」
「気持ちよくなっていいんだよっ、そらっ、もっと激しくいくぞっ!」

 さらに激しく、リズミカルに七夏の肉壷を擦りあげる。ますます強くなっていく締め付けに俺の肉棒もさらに肥大化してきた。

「ひゃぅぅぅうっ♥先生の、アタシの中でまた大きくなってる、あっ、あっ、あぅううん♥」

 ペニスは最初よりも硬く大きくなったにも関わらず、七夏にはもはや苦痛はなくなっているようだ。俺が腰を打ち付けてやる度、動きに呼応するかのように淫靡な喘ぎ声をあげ続ける。

「ははっ、すげーな、お前のマ○コは…!さっきからどんどん締め付けがきつくなってきて、めちゃくちゃ気持ちいいぜっ」
「あっ、あっ…♥先生、アタシも気持ちよくて、アソコがキュンキュンしちゃうぅう♥」

 七夏はすでに快楽に溺れようとしている。俺はさらに、子宮の奥で感じさせてやろうと腰を深くまで打ち付けてやる。

「あはぁぁあっ…!奥に、奥にきてるよぉおっ、あぁっ、すごいぃい♥ふぁっ、先生、もっと突いてぇぇえっ」

 子宮を肥大化した亀頭で擦り付けてやると、七夏は甲高い嬌声をあげ悦んだ。そして、もっと深くと言わんばかりに膣内の肉がうねり、肉棒を奥底へといざなう。膣穴からは粘性の高い愛液がどくとくと溢れ出し、ピストンにあわせていやらしい水音が鳴り響く。

「くぅっ、まだ締め付けてくるのかよっ…」

 一瞬で精液を搾りられそうなほどに肉棒が締め付けられる。優奈やさくらにはない七夏のその強烈な締め付けに、俺のペニスも限界を迎えようとしていた。

「くっ…そろそろイクぞ、七夏っ…!中と外どっちがいいんだっ?」
「あぁっ、やんっ…中は、ダメなのぉっ、外に、外に出してぇぇえっ…!」

 やはり初めてのセックスで中出しは不安なのだろうか、七夏は中出しを拒み、精液を外に出すことを要求する。それでもマ○コは俺の精液を欲しているかのようにきゅうきゅうと締まり、七夏自身も俺の動きに合わせて腰を振り出した。

「うぉおっ…!?なんていやらしい動きだっ…!よーし、七夏、顔にいっぱいかけてやるからな、いくぞぉっ!」
「うぁぁっ、あんっ、きてぇっ…!先生、アタシの顔にいっぱいかけてぇっ♥」

 俺は腰を高速に振りまくりラストスパートをかける。

「あっ、あっ、あっ♥ダメっ、アタシもイッっちゃうっ、ふぁっ、はぁぁぁああんっ♥」

 亀頭が膨らみ、精液を吐き出そうとする瞬間、俺はペニスを七夏の牝穴から引き抜いた。最後に亀頭が膣内の壁をこすりあげた瞬間、七夏も同時に絶頂を迎えた。

「やぁっ、イっ、イクっ、ああぁぁぁああっ♥」

 どびゅびゅっ!ぴゅっ、どぴゅっ!!

 膨らみきった亀頭からザーメンが噴出する。俺は射精をコントロールし、露出した胸、そして蕩けきった顔へと大量の精液を浴びせた。

「ふぁあっ♥すっ、すごいぃっ…いっぱい出てるぅぅうっ♥」

 顔面を白濁液で汚され、七夏は歓喜の嬌声をあげる。俺は精液を最後の一滴まで余すことなく搾り出し、七夏の顔を白染めしてやる。

「やぁっ…これが先生の…、なんだかすごいエッチな匂い…♥」

 身体をピクピクと痙攣させながら恍惚の表情を浮かべる七夏。肩で呼吸をしながら快感の余韻に浸っている。

「どうだ、気持ちよかったか、七夏?」
「うん…すっごい気持ちよかったよぉ…」

 七夏は俺の問いかけには蕩けて笑顔でうなずく。その顔は快感に飲み込まれすぎたためかどこか上の空だ。

(ふふ…媚薬の効果もあるが、七夏がここまで淫乱だったとはな…)

 七夏の乱れきった姿に満足した俺も、激しいセックスの余韻にひたるのだった。



 七夏の顔を綺麗にしてやり、身支度を整えるのにしばらくの時間を要した。
 身支度の間、七夏は言葉少なだった。媚薬の効果が切れたきたことで、急に恥ずかしさが込み上げてきたのかもしれない。

「どうした?えらく静かじゃないか」
「えっ…?あ、うん…その、なんか…実感が沸かなくって…」

 恥ずかしそうな表情で七夏は呟く。確かに、学校の保健室で、しかも教師相手に処女を捧げた後とあっては困惑するのは当然かもしれない。

「ふっ、そうか…。でも、気持ちよかっただろう?」
「なっ、そ、それはっ…、…気持ち…よかったけど…さ…」

 威勢を張って否定するが語尾がだんだん弱くなってくる。さっきまであんなにヨガり狂っていたのに、素直に気持ちよかったと言えないのは七夏らしくて可笑しかった。

「ね、ねえ神藤先生。先生がアタシを抱いたのってさ…、その…どうして…なのかな…?」

 突然ふっと顔を上げたかと思うと、七夏は俺に疑問を投げかけてきた。
 俺は少し間をあけて逆に問いかける。

「お前が俺を拒まなかったのはなんでだ?」
「あぅ…そ、それは…」

 言葉につまる七夏に、俺は無言で微笑みかける。理由なんて言葉で説明できるものではないと、暗に伝えたつもりだった。

「さて、と…。それじゃあ、そろそろ帰るんだ。本来なら安静にしとかないといけない身体なんだからな」

 自分の衣服も整え、最後にネクタイを締めなおした後、俺は七夏に帰宅するよう伝える。

「えっ、あ、うん…わかった…」

 七夏はまだなにか言いたそうな表情だったが、一瞬の間を置いて頷くと、松葉杖を手に立ち上がる。そして、覚束ない足取りで歩き出したのだが、保健室の出口付近で立ち止まり、俺の方を振り返った。

「あ、あの…先生…。あのね、えーっと、その…、あー…う~…」

 そして何かを伝えようと必死に口をもぞもぞと動かしているが、一向に言葉にならない。

「七夏」

 しびれを切らした俺は先に言葉をかける。

「また、ここに来いよ。今日の続きをしよう」

 足の様子も見ないといけないし、と付け加える。
 七夏は俺の言葉を聞くとすこし明るい表情になり、頬を紅潮させて小さく頷く。そして僅かに軽くなった足取りで保健室を出て行った。



(ふふふ…七夏がこんな淫乱娘だったとはな…)

 一人保健室に残された俺は満足感に包まれて微笑む。
 特製媚薬に身体を火照らせた七夏は、俺の誘いを拒まずいとも簡単に股を開いた。節々の反応を見るに、七夏は元々俺に対して好意を持っていたようにも見える。

(しかし、このまま七夏とイチャイチャしてるわけにもいかないしな)

 俺の目的は七夏を忠実な奴隷にしてやることだ。優奈をはじめ他の獲物のこともあるし、七夏一人とセックスを楽しんでいるわけにはいかないのだ。もちろん、奴隷にした者は皆平等に愛するつもりだが。

(今は優奈のほうにも手を回さないといけないしな……いや、まてよ)

 今後の計画について考えようとする俺の脳裏に、一つの名案が浮かんだ。

(なにも一人ずつ相手にする必要はないんじゃないか?二人一辺に調教してしまえば、労力は半分で済むはずだ) 

 今は優奈を少しづつ調教しているところだ。優奈は身体のほうは快楽が染み付いてきているが、いかんせん強情なところががあって手を焼いている。七夏のほうは問題といえばあとはどう奴隷となることを認めさせるかといったところだ。つまり、二人とも奴隷まであと一歩のところと言ってもいい。

(優奈にとって、奴隷となるための後押しといえば、共に奴隷となる友達の存在なんじゃないか?)

 幸い、二人は親友と言える存在である。後輩のさくらのためにあそこまで出来る優奈のことだ、親友の七夏と一緒に奴隷にとなれば、ついには心が屈服するかも知れない。
 七夏にとっても、優奈と一緒ならば共に俺の性奴隷なることも受け入れるとも考えられる。

(それに、あんなムチムチのスケベな身体を一辺に味わうってのも、悪くないしな)

 今まで数多の女を抱いてきたが、あそこまでの極上ボディを、それも二人同時に相手をしたことはなかった。そのシチュエーションを想像しただけでも下腹部が熱くなってくる。

(さくらも寂しがっていることだし、ここは俺の頑張りどころだな…)

 優奈との約束で今はさくらの相手はしてやれていない。俺の性技に魅せられてしまった爆乳娘はその淫らな身体を持て余して悶々としているに違いない。

「ふ…待ってろよさくら。それに優奈や七夏もな」

 七夏との激しい性交で疲れきっていた俺だが、その身体は再び欲望に支配されていたのだった━。
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