「さあ、こいつを舌で気持ちよくしてもらおうか」
「は、はい……。ん…えっと、…ちゅ…れろ……」
早朝━。
保健室に優奈を呼び出した俺は、朝から猛々しくいきり立った男根を優奈にフェラチオさせていた。
「おいおい、なんだそのお子様みたいな舌使いは。そんなんじゃいつまでたってもイケないじゃないか」
「す、すいません…。その、男の人のモノをこんな目の前にして、ちょっとびっくりしてしまいました…」
「まったく…、別にペニスを見るのはこれが初めてってわけでもないだろう?」
真下優奈を初めて抱いたあの日以降、俺は数度に渡って優奈に調教を施してきた。
最初は後輩の身代わりとしての使命感から俺と身体を重ねていた優奈だったが、俺の肉棒に貫かれていくたび、徐々に快感に身を委ねるようになっていった。
(初めて抱いたあの日、優奈が最後に見せた牝の本能…。それが本物だってことがもうすぐ証明されるはずだ)
優奈自身、すでにセックスの快感に気付きはじめているはずだ。今は可愛い後輩を守るためだという使命感を盾にして、湧き上がる淫欲に気づかないふりをしているにすぎない。
(クク…、あとは、男に奉仕する喜びを身体に染み付かせてやるだけだ)
「さあ、早くしないと他の学生達が登校してくるぞ」
「は、はいっ…!うっ…、れろ…ちゅっ…ぺろ…」
肉棒を突き出して催促してやると、たどたどしい舌使いながらも、硬直した肉竿をぺろぺろと舐め始めた。
「…ん…、ぺろっ…ちゅ……んっ…はぁっ…」
なんとしても学生の登校時間までに終わらせたいのか、自ずから手を竿に添え、亀頭付近を丁寧に舐め回す。
「ほお…、なにも教えてないのに、なかなか上手じゃないか」
「んん…ちゅぅ…れろ…、そんな…、私はただ早く終わらせたいだけです。……ぴちゃ…ちゅっ…」
相変わらずな態度だが、肉棒に舌を這わす優奈の頬は赤く上気している。空いた片手は陰嚢を包み込み、俺の快感を高めようと玉袋を優しくマッサージしている。
「真下、俺のちんぽはどんな味だ?」
「んんっ…、そんなこと…ちゅばっ、聞かないでください…はむっ、ちゅぅうう…」
「いいから言え。いまさらなにを恥じることがある」
「んちゅ…はふ…、す、少し……、苦い…です…。んふ…クチュ…でも…、なんだかいやらしい匂い…、んはぁ…」
俺の問いかけに優奈は恥じらいながら感想を述べる。いつのまにか目はうっとりとしており、 目の前の肉棒を丁寧に舐め回している。
「ちゅう…れろ…、ん…はふぅう…」
「いいぞ…真下、その調子だ」
カリ首を中心にして、優奈の舌が肉棒に絡みつく。徐々に熱を帯びてくる優奈の舌使いに俺の肉棒はギンギンに硬直する。
「んん…、あああっ、先っぽから、ねっとりしたものが…れろっ、んちゅぅう…」
亀頭から垂れだしてきた先走り汁に多少驚いた様子だったが、すぐさま雫を舌で絡めるように亀頭をしゃぶりはじめる。
「そいつはガマン汁といってな、真下のフェラが気持ちいいから出てきたんだ」
「んちゅっ…がまん…汁…。せ、先生…、私のフェラチオで感じてるんですか…?んんっ、ちゅるっ…」
俺が感じていると知ると、優奈の舌の動きが一層激しくなる。舌先での亀頭への執拗な責めに俺の快感のボルテージも上昇する。
「ん、ちゅるっ…先生の…ビクビクしてる…、先生…気持ちいいですか…?」
「ああ、気持ちいいぜ。…くっ、そろそろイキそうだぜ…!」
「んちゅうっ…はぁあっ!せ、先生…イッてください…!私の舌でイッてください…!」
俺のフィニッシュが近づくやいなや、陰嚢を揉んでいた手で竿に握り、上下に激しく扱きだす。そして俺の亀頭を口に含み、舌で尿道付近を激しく刺激しだした。
「う、くぉおっ…!」
「じゅばっ、んちゅっ、先生、出して…!精液いっぱいだしてくださいっ、じゅるっ、ちゅうぅううっ…!」
手と舌による激しい責めに、俺の肉棒があっという間に限界を迎えた。
「ううぅ、で、出るっ!真下、口に出すぞ、全部飲み込めっ!」
びゅるるる、びゅっ、びゅびゅっ!!!
「んむぅぅうっ!?んふっ、んんんんん!」
大量の精液が優奈の口内へ吐き出される。口内はすぐに精液で満たされ、収まりきらなかった分は口から溢れ出し、保健室の床を汚した。
「んぐぐっ、んっ、ゴクッ…、あはぁああ…、先生の精液、飲んじゃいました…」
なんとか全ての精液を飲み干した優奈がうっとりと呟く。口の周りを白い粘液で汚したその顔はなんともいえない淫靡さがあった。
「ふう…気持ちよかったぞ、真下。しかし…、チ○ポがどろどろに汚れてしまったなぁ」
「はい…、私の口で綺麗にしてさしあげます…、ん、ちゅ…れろ…」
わざとらしく言ってみると、すぐさま優奈はお掃除フェラをはじめた。
(ふふ、やはり…。優奈には男を喜ばせるための素質がある)
最初は淡々と始めた舌での奉仕だったが、俺が喜んでいると知ってからの優奈の舌使いは熟練の娼婦のようであった。優奈自身、徐々に男に奉仕する喜びを感じ取っているに違いない。
「ふふっ、偉いぞ、真下」
艶のある髪を優しく撫でてやると、ほんの僅かであるが、優奈の顔にもはにかんだ笑みが浮かんだように見えた。
「えっ…、今日はもう、終わり…ですか…?」
座っていた俺が腰を上げ、身支度を整えはじめると、優奈は意外といった口ぶりでそう言った。
「ん?ああ、もうそろそろ登校時間だろ。…もしかして、俺のチ○ポを突っ込んで欲しかったのか?」
「なっ…ち、違いますっ…!あなたがこれぐらいで満足するとは思わなかったので、意外だっただけですっ」
慌てて否定する優奈だが、その顔は赤く上気しており、優奈自身、俺のペニスへの奉仕で欲情してしまっているのは間違いない。
(ふん…、今頃スカートのなかではショーツをぐしょぐしょに濡らしているに違いない)
初めてのフェラチオにも関わらず精液を飲み干し、精液で汚れたペニスを進んで舐め取る姿は欲情した獣そのものであった。自ら腰を振るまで乱れるのもおそらく時間の問題である。
「ふん、満足はしてないさ。だが、真下にはこれからも俺の性欲処理をしてもらうんだ、慌てることもない」
「…!!し、失礼しますっ…」
少しうろたえた優奈は足早に保健室を出て行った。
(優奈も意外に強情なやつだ。これはなにかキッカケを与えてやらないと、俺の性奴隷だと認めさせるのは骨が折れるかもしれないな…)
保健室に一人残された俺は、これから優奈をいかにして堕としてやるか、思考を巡らすのだった━━。
「ふあぁ~ああ。やっと放課後かぁ、長かったなあ」
俺は保健室のデスクで大きく背伸びをする。保健医代行となってからというもの、授業にでることも少なくなったため、昼間は暇を持て余しているのである。最も、保健室に保健医が不在というのも困るので仕方がないのであるが。
しかし、放課後もこのままダラダラしているわけにはいかない。
「さぁて、今日はどうするか」
いくら暇だとはいえ、俺はこの学園での生活を気に入っていた。お嬢様学園ということもあって極上の美少女揃いのこの学園は、男にとって理想の職場である。
しかし、女性だけの学園を目指す理事長・緋川の策略により、俺がこの学園に居られるのももって数ヶ月となった。俺がこの学園に生き残るには生徒会の四人を服従させ解任案を取り消させるしかないのだ。
「…獲物達の様子でも見回りにいくか」
四人の獲物達の内、真下優奈、日野七夏、霧島楓の三人は運動部に所属し、放課後も熱心に汗をながしている。
俺は今後の生徒会攻略の足がかりとすべく、獲物達の様子を伺いにいくことにした。
「おっ、やってるな」
俺はまず陸上部が練習しているグラウンドへとやってきた。
多くの女子陸上部員がトラックを懸命に走り回っている。陸上競技のユニフォームは肌の露出が多く、短めのパンツから伸びる太股、袖口からチラチラと見え隠れする横乳が目に眩しい。
「霧島楓は…と。…おっ、いたいた」
獲物の一人、二年生の霧島楓は短距離走のトラックで練習をしていた。
日焼けした小麦色の肌に引き締まった太股、袖口から見える脇と程よく発達した美乳。ポニーテールをたなびかせてトラックを駆ける楓は他のどの陸上部員よりも美しかった。
「ほお…。さすが、エースは違うなあ」
並走する他の部員を楓は次々に抜き去っていく。二年生ながら部長を務めエースと呼ばれているだけあって、短距離走において楓に敵う者はいないらしい。そのくせ走り終えたあとも表情一つ崩さないその姿には貫禄さえ感じた。
「やあ、頑張ってるな、霧島」
トラック脇にいる俺の前にきた楓に声を掛けてみる。
「さすが陸上部のエースだな。もう部内じゃ敵なしじゃないか?」
「………」
賞賛の声を送ってみても、楓は何も反応を示さず、チラリと横目で睨み付けられるだけであった。
「ははっ、相変わらずだな。まあ、この調子で頑張れよ。怪我だけはしないようにな」
「…はい」
ほんの僅かに頷いたかと思うと、楓はまた歩き出して練習へと戻っていった。
「…ふむ…、あいかわらず愛想のないやつだ」
楓は常にこうである。誰よりも早くトラックを駆け抜けた後も、僅かでも微笑みを見せることはない。自分の実力をひけらかさないのはいいが、実力が離れすぎているということもあって回りの部員との間に壁をつくっていることも考えられる。
(そういえば…、楓がクラスメイトと仲良くしてるところも見たことないな…)
生徒会などでは自分の役割をしっかりこなす楓だが、部活や生徒会以外では進んで他人と関わるような娘ではないようだ。
(おそらく、悩みなんかも一人で溜め込む性格だろうな…。楓につけ込む隙があるとすれば、そういったところになるか)
楓のムチムチと引き締まったボディを脳裏に蘇らせながら、俺はグラウンドを後にした。
校舎の方へ戻ってきた俺はそのまま体育館へと脚を運んだ。体育館ではバレー部とバスケ部が練習を行っている。
「さて、まずはバレー部だな…」
バレー部には真下優奈、それに成瀬さくらが所属している。俺の忠実な牝奴隷であるさくらについては何も問題はないが、気になるのは優奈だ。
優奈はバレー部ではキャプテンを務めているだけあって、顧問や部員からも注目が集まる存在だ。俺の調教の影響で様子が変だなんてことになったら問題なのである。
体育館に足を踏み入れ、怪しまれない程度にバレー部の練習を眺める。
しばらくすると練習中のさくらと目が合った。俺の姿に気づいたさくらがにっこりと微笑んだので俺は慌ててそっぽを向いた。
(さくらのやつ…俺たちの関係が怪しまれたらどうするんだ)
俺の態度から気持ちを察してくれたのか、さくらはあわてて練習に集中した。たどたどしい足つきでお世辞にも上手とは言えないが、何より目がつくのはその胸だ。バレーボールを入れているんじゃないかと疑いたくなるような爆乳が、さくらの動きに合わせてたゆんたゆんと弾みまくる。この場に男がいたなら腰がひけずには居られないだろう。
(それよりも…肝心なのは優奈のほうだ)
このままさくらを眺めていたら俺の下半身も危ないと感じた俺は、すぐに目線だけで優奈を探した。
(お…、いたいた)
優奈はコートの脇で部員たちに指示を送っていた。部員たちをまとめるその姿は凛としており、優奈が誰からも好かれる存在だというのも頷けた。
はきはきと声を出していた優奈だったが、視界の端に俺の存在を認めると、その表情に僅かに曇りが見えたような気がした。しかしそれも一瞬のことで、すぐにまた引き締まった表情にもどると、変わらず練習中の部員たちへと声を掛けだした。
(ふむ…、多少は堪えているかと思ったが、気丈に振舞っているじゃないか)
この様子なら、俺の調教を受けていることが直ちに察知されることはないだろう。しかし、いつまでもこんな関係を続けていてはいずれ生活に支障をきたしだすのもまた事実である。
(あまりのんびりとはやってられないか…。早めに調教を終わらせて、欲望を開放してやらないとな)
ひとまずの確認を終えた俺はバレー部のコートを離れ、隣のコートへと移動した。
バレー部のコートの隣ではバスケ部が練習を行っている。
バスケ部はバレーと違って常に走り回ったりジャンプをしているので、嫌でも視線は女子たちの胸部へと集中してしまう。胸の大きな学生ではボールが弾むのと同様、胸も上下にゆさゆさと弾んでしまうのだ。
(日野七夏はどこかな、と…)
ゲーム形式での練習をおこなっているコートを眺めていると、すぐにその姿を見つけることができた。
(おお…)
ボールを受け取った七夏がコートを駆け上がる。上背があるわけではないがその分スピードは抜きん出ており、立ちふさがるディフェンスを次々と抜き去っていく。
胸の大きさも部内では並ぶ者はなく、激しい動きに合わせてユニフォームの下に押し込まれた双乳がぶるんぶるんと暴れまわっている。
(さすがだな…バスケの実力も、そのいやらしい身体つきもな)
俺が七夏の圧倒的な姿に見とれていた、まさにそのときだった。
シュート中に激しいあたりを受け、七夏はバランスを崩した体勢のまま落下してしまう。
「キャプテン!?大丈夫ですか!?」
コートに倒れこんだ七夏は、うずくまったまま立ち上がることができない。
「七夏っ、大丈夫!?」
「ああっ、キャプテン…!私が強くぶつかったせいで…!」
ぞろぞろと七夏の周りに部員たちが集まっていく。今日は顧問がいないらしく、部員たちはちょっとしたパニック状態になってしまった。
俺は急いでコートの中、七夏の元へ駆け寄る。
「おい、どうした日野。大丈夫か?」
部員たちの輪を掻き退け、七夏の横に膝をつく。
「日野、大丈夫か?」
「うっ…、つぅっ…!」
七夏は苦痛に顔を歪め、足首を押さえていた。症状はわからないがひとまず応急処置が必要だろう。
「アイシングの用意をするんだ、早くっ」
「はっ、はい!ちょっとまってください」
俺の言葉に部員の一人が慌てて駆け出す。ほどなくしてアイシングサポーターがやってくると、七夏の痛めているほうの足首に固定してやった。
「しばらくは冷やしておこう。日野、大丈夫そうか?」
「あっ、はい…。でも、変な方向に捻っちゃったから…、たぶん骨折とかではないと思うんだけど…」
多少は落ち着いたようだが、まだ痛みは引かないようだ。本人も言っているように骨折ということはないだろうが、おそらくは捻挫か、最悪骨にひびが入っている可能性もある。
「冷やしたらあとは固定だ。肩を貸してやるから、保健室へいこう」
「えっ、だ、大丈夫ですから…!一人であるいていけますっ」
「片足で歩けるわけないだろう。それで転んでまた悪化でもしたらどうするんだ?」
「いや、でも…」
俺の肩を借りるのがそれほどまでにいやなのだろうか、七夏は頑なに首を振り続ける。結局は部員の肩を借りる形で、とりあえずはこの場は収まったのだった。
しばらくアイシングを続けたあと、俺と七夏、それに付き添いの部員は保健室へとやってきた。
「それじゃあ私は戻るので。先生、七夏を頼みますね」
「ああ、まかせてくれ。くれぐれも怪我には気をつけるんだぞ」
「はーい。それじゃあね、七夏。今日はもう無理しないで、保健室で先生とゆっくりしてきなよっ」
意味ありげにウインクをして、七夏のクラスメイトでもあるバスケ部員は保健室を去っていった。
「よし、それじゃあ、包帯で足首を固定するぞ」
「あ…はい。お、お願いします…」
ベッドの上に足を投げ出す形で座らせ、俺は足首の固定作業を始めた。
作業のあいだ七夏は所在なさげに俺の作業を見つめていた。てっきり自分でできますと駄々をこねるものだと思っていたので、おとなしく座っていたのは意外だった。たまに七夏の顔を見上げてみると慌てて視線をそらしたりしたのが可笑しかった。
「これでよし…と」
最後の包帯を切り、外れないように固定してやる。
「今日はとりあえず応急処置だから、念のため明日病院で検査してもらうんだぞ」
微笑みながら諭すようにそういうと、七夏は素直にうんと頷いた。
「それじゃあ、今日はもう部活に戻らず家に帰れ。その足じゃ歩けないだろうから俺が車で送ってやる」
「えっ、そ、そこまでしてもらわなくても大丈夫ですから…!その、家の人に来てもらうし…」
親切心からの提案だったが七夏に断られてしまう。やはり俺に対しての警戒心は強いのだろうか。
「そ、それじゃあ、もう帰りますから」
携帯で親に連絡を入れた後、松葉杖をついて七夏が立ち上がる。
「あぁ。あの子が言ってたようにもっとゆっくりしていってくれても良かったんだけどな」
「べ、別に遊びにきたわけじゃありませんから」
「はいはい。それじゃ、気をつけて帰れよ。ああ、それと検査の結果がわかれば一応報告にきてくれよ」
「はい。それじゃあ。…あ、あと、ええーっと、その…」
「ん?」
おぼつかない足取りで保健室の出口まで歩いた七夏が、ふと振り向いたかと思うと、もじもじした様子で何か言いたそうにしている。
「その…、神藤先生。きょ、今日はどうもありがとうございました」
僅かに頬を染めながらそう言うと、七夏は保健室を出て行った。普段のツンとした態度からは想像もできない姿だったが、俺はそのギャップを可愛らしく思った。
(七夏…、意外と素直で可愛らしいところがあるんだな)
一人になった保健室で、俺は先ほどまで一緒にいた七夏のことを考えていた。
(優奈の言ってたこともあながち冗談でもないかもしれないな)
優奈曰く、七夏は教師としての俺を評価してくれているらしい。俺の前ではそっけない態度をとっているのだが、それもただ素直になれていないだけなのかも知れない。
(案外、七夏を俺の性奴隷にするのも容易いかもしれないな)
元々俺に気を許していたさくらは、セックスの快感を教えてやるとあっさりと俺の忠実な奴隷となった。さっきの態度を見るに、七夏は俺に心を開きかけている。このまま行けば調教まで持ち込むことも容易に思えた。
(早く七夏のあの巨乳を味わってみたいものだ)
ベッドにはいまだ七夏の残り香があった。部活のあとの汗と女の子の匂いが混じったいやらしい香りを間近で嗅いでいた俺は先ほどから必死で理性を保っていたのだ。
(くくく、待ってろよ、七夏。すぐにお前もさくらのように快感の虜にしてやるからな)
俺は一人心の中でそう呟くのだった。
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