2ntブログ

いちろぐ。

学園もの

第4話①




「あら、今日はずいぶん機嫌が良さそうですわね?神藤先生」

 朝、まだ授業まで余裕があったため、俺は職員室の自分のデスクでコーヒーを楽しんでいた。そんな俺の優雅な時間を邪魔するかのように、理事長・緋川玲子が近づいてきた。

「そうですかね?別にいつもどおりですけど」
「あら、そうですの?てっきり、落ち込んでいらっしゃるのかと思っていましたのよ」
「はあ…。ご心配してくれてるのなら、どうも」

 相手にしても面倒なので適当にあしらっておく。実際、昨日のことを思い出して気分が良かったため、一人ニヤついていたのは事実かもしれないが。

「まあ、いいですわ。残り少ない期間でも、この学園を楽しんでおくのもいいかもしれませんわね」

 皮肉っぽく笑いながら、緋川が立ち去っていく。
 いつもの俺ならここで舌打ちのひとつでもしていたかもしれない。しかし、今日の俺は余裕をもって、立ち去る玲子のタイトスカートに包まれた豊満なヒップラインを眺めていた。

(ふん、見下していられるのも今のうちだぜ、玲子)

 玲子が理事長室へと消えるのを見届け、俺はニヤリと微笑んだ。
 

 昨日、俺は生徒会を掌握するための足がかりとして成瀬さくらを手駒にした。さくらはもともと俺に好意を抱いていたということもあり、あっさりと俺の調教を受け入れ奴隷となった。少し頼りない部分もあるさくらだが、これからあの爆乳を好きにできるのだと思うと、自然と頬が緩んでしまう。

「なんだ神藤、ニヤニヤして。気持ち悪いやつだな」

 コーヒーカップを片手にニヤついていると、向かいのデスクから同僚の高田が話しかけてきた。

「うるせえな。見てんじゃねえよ」

 向かいの席の高田は物理教師で、俺と同様にこの学園の数少ない男性教師だ。俺と年が近いこともあってか、この学園では一番俺と気が合う男だった。今みたいに憎まれ口を叩き合うこともあるが、基本的にはいいヤツである。

「なんか、いいことがあったと見るが、どうなんだ?」
「うるせえ。あってもお前には教えてやらん」

 幸せなコーヒータイムを邪魔された俺はついつい冷たくあしらってしまう。それでも慣れたものなのか高田は顔色一つ変えなかった。基本的に軽いノリの男であるが、この学園で生き残っているだけあり、教師としてはなかなかに優秀で、信頼できる男だ。

「ちぇっ、まあいいや。それよりさ、神藤。聞いたぞ。お前、大変なことになったな」

 少し深刻な顔をして高田は話題を変える。

「今回はかなりヤバイんじゃないか?といってもお前がボロを出したとは思えないんだが」
「当然だろ。全部、緋川の陰謀さ。あいつは男を排除するためだったら何だってする奴だってわかったよ」

 俺をクビにしたいがために、緋川は俺を保健医にした上、女子学生たちにあらぬ噂を流したのだ。俺が解任されるのはあくまで俺に責任があり、学生たちからも不満があった、という名目をつくるために。
 念のため少し声量を抑えて会話を続ける。

「まあ、俺はそんな簡単にクビにはならねえよ」
「お、何か策があるのか?お前のことだから、またとんでもないことでも考えてんだろうなあ」

 そう言って高田はニヤリと微笑む。やはりこいつは俺のことをよく分かっているらしい。

「ふん。ま、そういうことだ。お前も人の心配してないで、自分のクビを心配しておいたほうが身のためだぞ。次はお前かもしれないしな」

 緋川はこの学園から男を排除しようとしている。俺をクビにした後も、理不尽な解雇は続くだろう。いずれはあの教頭すらも。

「はいはい、気をつけますよ。お前も、無理すんなよ。なんかあれば協力してやるからさ」

 俺の忠告を軽くあしらう高田だが、一応俺のことは心配してくれているらしい。

「ご心配、どうも。…さてと、そろそろいくか」

 保健医といっても暇ではなく、空いている時間は事務作業が山ほどあるのだ。俺は高田との会話を中断し、余裕をもって保健室へいくことにした。

 

 職員室のドアを開けると、入れ違いに職員室へ入ろうとする美少女と鉢合わせになった。

「あっ…、神藤先生。おはようございます」

 誰もが振り返るような目の前の美少女は、真下優奈だった。

「おお、おはよう、真下。職員室に何か用か?」
「あっ、はい…。一限目の授業の配布物を運んでくれと、先生に頼まれてて」

 そう言って優奈はにこりと微笑む。バレー部の部長である優奈は生徒会だけでなく、クラス委員長も勤めているのだ。頼まれごとをしても嫌な顔ひとつしない優奈は教師からの信頼も厚い。

「そうか…。よし、クラス全員分は重いだろうから、手伝ってやろう」
「えっ、そんな、悪いですよ。私一人で大丈夫ですから」
「いいっていいって。どうせ俺も保健室へ行く途中だから、そのついでだ」

 でも…、と優奈は遠慮していたが、一歩も引かない俺の強い押しに根負けしたようだ。そこで待っててください、と言い残し、職員室へと入っていった。



「ありがとうございます、神藤先生。」

 優奈の教室までの道のりを、肩を並べて歩く。クラス全員分の参考書は半分でもかなり重く、優奈一人でこれを運ぶのは骨が折れたろう。

「なーに、教師として男として、当然のことをしたまでさ。こんな重いものを可愛い教え子に一人で運ばせるなんて俺にはできないよ」
「ふふふっ。優しいんですね、先生は」

 優奈がにっこりと微笑む。首をこちらに傾けると同時にふわりと甘い香りがただよい俺の鼻腔をくすぐった。

「七夏ちゃんもいつも言ってるんですよ。神藤先生は生徒思いのいい先生だ、って」
「日野がぁ?俺のことを?」

 それは少し意外だった。バスケ部の部長、日野七夏は俺のことを嫌っているものだと思っていたからだ。

「七夏ちゃん、素直じゃないから。先生の前だとツンツンしてるんですよ」
「ふ~ん…。すぐには信じられないけど、本当なら教師としては光栄なことだな」
「私も、神藤先生は素晴らしい先生だと思います。本当に…」

 そういってまた微笑む優奈であったが、その表情に僅かなかげりがあるのを俺は見落とさなかった。

(ん…どうしたんだ…?)

 はたから見れば可憐に微笑む美少女だが、やはりその笑顔にはぎこちなさを感じる。登校中の生徒で溢れる廊下を俺と歩くことに居心地の悪さを感じているようにも見える。

(そうか……。優奈も俺の解任案が出ていることを知ってしまったのか…)

 それならば、この優奈の様子にも納得がいく。なにしろ俺には保健医の立場を利用して女子学生に手を出しているという噂が流れているのだ。当然、女子たちの中には俺に対し冷ややかな視線を浴びせるものも少なからずいた。

(やはり、優奈も手駒にしておくべきだな…)

 優奈が俺のことはよく思ってくれているのはおそらく本当だろう。もしかすると、優奈は俺の解任に反対票を投じるのではないかと僅かな期待すらしていた。しかし生徒達から信頼があつい優奈のことだ、自分の考えだけで俺の解任の反対票を投じるとは考えにくい。この憂いを帯びた表情は、俺を解任へと導くことへの葛藤の表れかもしれない。

(そうだな…、生徒会の最初のターゲットは優奈にしよう)

 俺は隣を歩く美少女を一人目の獲物に見据えた。生徒会のメンバーからも信頼されている優奈を味方にすれば、生徒会の攻略がぐっと容易になるに違いない。それに、優奈のこのたわわな巨乳と肉付きのいいボディラインは今すぐ襲ってやりたいほどに魅力的だった。

(さて…そうなると、どうやって優奈に油断させたうえで近づくかだが…)

 俺がさっそく優奈の調教の足がかりを思案しようとしたところで、タイミング悪く優奈の教室に辿り着いてしまった。重い資料を教卓に並べると、優奈は俺のほうを振り向きにっこりと微笑んだ。

「本当にありがとうございました、神藤先生。」
「いやいや、全然いいんだよ。それじゃ、俺は保健室へいくよ」

 そういって俺は踵をかえして教室を出ようとした。

「あっ…、神藤先生」
「ん?」

 教室を一歩出たところで、優奈はなにかを思い出したかのように俺を呼び止める。

「どうしたんだ?真下」

 俺が振り返ると、優奈が側まで寄ってきて小声で話し始める。

「あ、あの…さくらちゃんのことなんですけど…」
「………成瀬がどうかしたのか?」

 優奈の口からでたのは昨日俺の奴隷になったばかりの成瀬さくらの名だった。

「ええ…、さくらちゃん昨日は練習が終わったら急いで帰ってたみたいで…、いつもは最後まで片付けとかしてるので、気になっちゃって…」

 さくらは優奈にとってバレー部の後輩で、妹のように可愛がっている存在だ。

「神藤先生はなにか知らないですか?先生、さくらちゃんとすごく仲が良さそうでしたから…」
「いや、知らないなあ。友達と遊ぶ予定があったとかじゃないのか?」

 まさか保健室で俺に犯されていたとは言えず、俺はそしらぬ顔で答えた。

「はい…私もそう思って…。念のため帰りにさくらちゃんの家によってみたらまだ帰ってなかったみたいで…。それで、夜になってメールしてみたら返事はあったんですけど、何をしていたのかは教えてくれないんです…」

 なにかあったんでしょうか、と呟く優奈の顔には不安の色が浮かんでいる。

「先生ならなにか知っているかなと思ったんですけど、わからないですよね…、すいません」
「いや、力になれなくてすまないな。でも、そんなに心配しなくてもいいんじゃないか?成瀬だって子供じゃないんだ、秘密にしておきたいことの一つや二つはあるだろう」

 そう、文字通り成瀬は昨日俺の手によって『大人』になった。そんなことを知る由もない優奈は、俺の言葉はただの慰めの言葉にしか聞こえないだろう。

「そう…ですよね。私の心配のしすぎですよね…」

 まだ不安は消えないといった様子の優奈だが、俺に話したことで少しは気持ちが楽になったようにも見える。

「あ、すいませんでした、先生。資料を運ぶのを手伝ってもらったうえに、急に呼び止めたりしちゃって」
「いや、いいんだよ。なにかあったらいつでも相談してくれよ」

 それじゃ、といって俺は保健室へ向かって歩み始めた。



(優奈は本当にさくらを可愛がっているんだな…)

 廊下を歩きながら、先ほどまで一緒にいた優奈について考える。

(それなら、さくらを使って優奈に近づいてやるか)

 大切な後輩のこととなると、優奈にも付け入る隙が生まれるだろう。油断さえさせてしまえば、俺の性技をもってすれば優奈を手駒にしてしまうのもたやすい。

(ククッ…、やはりさくらを最初に堕としたのは正解だったな…)

 優奈を堕とす計画に目処が立ち、思わず笑みがこぼれるのを隠せなかった。






「んふっ…、しょっ…っと…、ん、こう…で、いいの…?」

 俺のいきり立った肉棒が、二つの豊かな乳肉に包みこまれていた。

「ああ、いいぞ…。もう少し、そう、手も使って挟み込むんだ」 
「うん…、んっ、あぁっ、せんせーの…また大きくなってる…」

 はち切れんほどの大きさの乳房に両側から圧迫され、肉棒はびくんびくんと脈打っている。

 昼休みの保健室。俺はさくらにパイズリ指導をおこなっていた。

「んっ、あっ…すごい…、せんせーのおちんちん、あったかいよぉ…♥」

 さくらは椅子に座った俺の足元に跪き、そのたわわな爆乳で俺のペニスを挟み込んでいる。
 胸を使って奉仕するのは初めてということもあり、さくらのパイズリにはまだぎこちなさを感じる。しかし、学園一ともいえるボリュームの乳房に、自分のペニスが沈み込んでいく様はなんとも刺激的な光景であった。

「んしょ、あふぅ…、せんせー、気持ちいい…?」
「あぁ、なかなかだ。が、もう少し上下に揺らして、ペニスをしごくようにしてみろ」
「んっ、しょっ…と…こう…かな…?んあっ、ふぅ…」

 俺の指示通り、さくらが乳房を掴む手を交互に上下に揺らした。左右の乳房が交互に淫棒を擦りあげていく。瑞々しくハリのある乳肉がたゆんたゆんと卑猥に歪み、視覚的な興奮もあいまって、俺の快感も増していく。

「んん……、どう…?せんせー、さくらのおっぱい気持ちいい…?」

頬をうっそらと紅潮させて目の前の肉棒に奉仕を続けるさくら。まるで生まれながらに男を悦ばす術を知っているかのように、淫らに俺の肉棒を擦りあげていく。

「ああ…いいぜ…。とても初めてとは思えないよ…。これなら男なら誰だってイチコロだな」
「あぁんっ、さくらがエッチなことするのはせんせーだけだもん…。せんせーにだけ気持ちよくなって欲しいのぉ…」

 俺の少し意地悪な言葉に、さくらは頬を膨らませる。独占欲を刺激されたさくらのパイズリはいっそう激しくなり、快感の度合いも増していく。

「あっ、あんっ、すごい…♥せんせーのおちんちんからヌルヌルのおつゆがでてきてる…」

 いつのまにか、俺のペニスの先端からは我慢汁があふれ出していた。それほどまでにさくらのボリュームのあるパイズリは刺激的であった。

「んあぁ…すごい…ヌルヌルして、さくらもおっぱい気持ちいいよぉ…」

 粘性の高い我慢汁はさくらの胸の柔肌にも纏わりつき、さくらが乳房を揺らすたびにぬちゅぬちゅと淫靡な水音が響き渡った。

「いいぞ…さくら…。もっとねっとり絡みつくようにだ…」
「うん…、さくらも気持ちよくなるから…せんせーももっと気持ちよくなって…」

 俺が感じているとわかるやいなや、さくらはさらに貪欲に絞り上げるようにパイズリを続ける。

「くぅ…いいぜ…さくら…」

 乳房が上下に激しく弾み、俺の直立した肉棒を刺激する。いつのまにか乳首はぷっくりと膨張し、さくら自身もパイズリで感じているのは明白だ。そんないやらしい光景と肉棒への圧迫感から、はやくも射精感がこみ上げて来る。

「んん…あぁあっ、せんせーの、ビクビクしてきたぁっ!も、もう出ちゃうの…?せんせー…」
「ああっ…!さくらのパイズリが気持ちいいから、もうイキそうだぜ…!」

 搾り取るかのようなさくらの激しいパイズリに、俺のペニスはもはや暴発寸前だった。

「ああんっ、出してっ♥せんせーのせいしっ、さくらのお口に出してぇ!」

 さくらはそう言うやいなや、胸でペニスを扱く動きはそのままに、顔を亀頭に近づける。そしてちいさな口で肉棒の先端を含んだかと思うと、舌先で亀頭と裏スジを細かく刺激した。
 亀頭への思わず刺激に、俺の尿道の堰は決壊した。

「くぉっ、出るっ!口に出すぞっ、さくらっ」

 どびゅるるるっ!どぴゅっ、どぴゅっ!

「んむぅぅっ!あむっ、んふぅううっ!」

 尿道を駆け上がった白濁液が怒涛の勢いでさくらの口内へ流れ出る。入りきらなかった分は口から溢れ出し、さくらの豊満な乳房を白く汚した。
 一瞬の躊躇のあと、さくらは口内に溜まった精液をごくっと勢いよく飲み干した。

「んふぅん…、せんせーのせいえき…飲んじゃった…」

 少しぼーっとした表情でさくらが呟く。

「初めてなのによくやったな。えらいぞ、さくら」
「せんせー…。えへへ…、少し苦かったけど、なんだかクセになるかも…」

 俺が頭を撫でながら褒めてやると、さくらは少しはにかみながら微笑む。
 口から精液を垂らしながら微笑む幼い少女の姿に、俺はなんとも言えぬ背徳感を感じた。



 身支度を整えた後、俺は優奈を奴隷とする計画をさくらに告げた。

「優奈先輩を…」

 尊敬する先輩である優奈を堕とすとあって、さくらの表情には多少の戸惑いが感じられた。

「どうした?嫌なのか?」

 さくらの気持ちを察して俺は告げる。

「もし嫌ならそれでも構わない。俺一人でなんとかするさ」

 できるだけ優しい口調でそう告げると、さくらはゆっくりと口を開いた。

「…さくら、やるよ。せんせーのためだもん」
「いいのか?大切な先輩なんだろ?」
「うん…。でも、せんせーのためだから…。それにさくら、優奈先輩にもせんせーとエッチして欲しいんだ」

 うつむき加減だったさくらが、決心したかのように顔を上げる。

「さくら、せんせーとエッチすると気持ちいいの。だから、優奈先輩にもこの気持ちよさを知って欲しい」

 真剣な眼差しで俺を見つめながら、さくらは言った。

「そうか…。ありがとな、さくら。お前を最初の奴隷にしてよかったよ」

 俺がそう言うと、さくらは心底嬉しそうに微笑んだ。

 

 忠実な奴隷の姿に満足した俺は、計画の詳細を伝えた。

「うん…わかった。さくら、がんばるね」

 自分の役割を知ったさくらは嫌な顔ひとつせず頷く。そして少し照れたような様子で続ける。

「えへへ…。だからせんせー、優奈先輩もせんせーの奴隷になったら…、その…さくらと、優奈先輩も、一緒に可愛がってね?」

 健気な奴隷の微笑みに、俺は頷いて応えるのだった。

 



 放課後。
 優奈を陥れる準備が整い、俺は保健室の椅子に座り待機していた。準備といっても何のことはなく、たださくらに優奈を練習後に保健室へくるよう伝えさせただけだ。呼び出す理由も適当に考えたもので、今日は先輩と一緒に帰りたい、でも自分は練習後保健室に用事があるから、保健室で待ち合わせにしよう、というものだった。
 今朝の態度を見るに、優奈はさくらのことを相当大切に想い、心配している。その優奈の優しさを利用すれば、優奈に調教を施し、奴隷とすることも容易だと思えた。

 そして、優奈はすぐにやってきた。

「真下です。神藤先生、いますか?」

 ノックの後すぐにドアを開けることはせず、律儀に名乗った上で俺の返事を待つ優奈。

「ああ、いるよ。どうぞ」
「失礼します。あの、さくらちゃんが保健室に用事があるって聞い…」

 ドアを開け、室内に一歩踏み入れた優奈の動きが止まる。

「さっ、さくらちゃん!??せ、先生!!なにやってるんですか!??」

 優奈の顔が引きつり、目の前の光景に釘付けとなる。
 驚くのも無理はない。目の前で可愛い後輩が俺のいきり立ったイチモツを己の膣穴で咥え込んでいるのだ。

「あぁっ、優奈先輩、やっと来てくれたんだぁっ。んあっ、あんんっ」

 さくらはいわゆる駅弁という体位で椅子に座った俺と繋がっている。衣服は何も纏わず、大きな胸を揺らしながら、俺の首元にしがみつき腰を振っている。

「あんっ、ふぁあっ…。せんせーのおちんちん気持ちいいっ、優奈先輩、もっとみてぇっ…」

 優奈に見られているとわかるとさくらの腰つきがより一層激しくなる。

「あぁ…さくらちゃん…!神藤先生っ、どうしてっ…!?こんなこと今すぐやめてくださいっ!」

 予想だにしない光景に一歩も動くことのできない優奈は、そう懇願するだけで精一杯のようだった。

「やめてくれと言われたってなぁ。これはさくらが望んだことなんだから。見ろ、自分からいやらしく腰をふってるだろ?」
「そんな……さくらちゃんはまだ子供で…こんなことする子じゃありません!」

 目の前の現実を受け入れられない優奈はさらにこう続ける。

「…こんなのおかしいです…。…きっとさくらちゃんは神藤先生にたぶらかされてるんです。さくらちゃんが自分からこんなことするなんて信じられません」
「……だったとしたらどうなんだ?」

 さくらと下半身でつながったまま、俺は冷たく言い放つ。

「俺がさくらをこんな淫乱娘に導いたとして、何が悪い?見てのとおりさくらは喜んで俺を受け入れているんだぞ」
「あんっ、そうだよぉっ…。さくらは、せんせーとえっちするの大好きなのぉっ、あふっ、ふゃぁあんっ」
「あああ…さくらちゃん…!どうして…、どうしてこんな…」

 愛する後輩の痴態に優奈は思わずその場に膝をつく。

「俺はさくらを傷つけようとしてるわけじゃない。最初にきっかけを作ってやっただけで、今は求めてくるさくらに応えているだけだ」
「…でもっ…!やっぱりこんなの間違ってます…!神藤先生、お願いですから、もうこんなことやめてください…」

 そう懇願する優奈の目には涙が浮かんでいた。

「…そんなにやめて欲しいのか?」

 俺は優奈を試すようにそう問いかけた。すると優奈は俺の目を見つめたまま静かに頷いた。

「…そうか。しかし、さくらが居なくなると、俺の下半身の疼きを静めてくれる相手が居なくなるわけだからなあ…。真下にはそれなりの対価を支払ってもらうことになるぞ?」
「…っ!!」

 俺の言葉を聞き、優奈は身体をビクッと震わせたかと思うと、唖然とした表情で目を大きく見開いた。

「だってそうだろう?俺達は誰にも迷惑をかけていないんだ。それを真下にやめろと言われて素直にやめてやる義理はない。そうだな…、真下にはさくらの身代わりとなって俺の下半身のお世話をしてもらおうか」
「そ、そんなっ…!」
「嫌なら別にいいんだ。俺は今まで通りさくらとの関係を続けるだけだ。さくらだってそっちを望むだろうしな。なあ、さくら」
「んああっ、あっ、あんっ…♥うんっ、さくら、せんせーとこれからもエッチしたいよぉっ…!」

 俺が問いかけると同時に少し強めに腰を突き上げてやると、さくらは一際大きな嬌声で俺に応えた。

「…わ、わかりました…」

 娼婦のように成り果てた後輩の姿を目の当たりにし、優奈は決心したかのように呟いた。

「わたしが、代わりになります…。それで、さくらちゃんを解放してくれるなら…」

 震える声でそう言うと、優奈はゆっくりと俺を見上げた。

「ふっ、そうか。真下は物分かりが良くて助かるよ。……さぁ、さくら。真下がお前を想ってこう言っているんだ。悪いがセックスはしばらくおあずけだ」

 俺はさくらへ向き直ると、さくらの膣穴から己の陰茎を抜き出す。

「んふぅう…、まだえっちしてたかったのにぃ…」

 そのまま腰を下ろしてやると、さくらは不満げな声をもらした。

「さて…、それじゃあさっそく真下の身体で楽しませてもらおうか」
「えっ、い、今からですか…!?」

 優奈が驚きの声をあげる。まさかたった今から俺の相手をすることになるとは思いもしなかったのだろう。

「ふん、お前の都合のいい日を俺が待つとでも思ったのか?」
「で、でも…、まだ、心の準備が…!」
「はっ、準備なんていらねーよっ」

 そう言って、優奈の身体を引き上げ、側にあるベッドへ強引に寝かしつけた。

「っ、きゃぁあっ!」
「…安心しろ。俺はお前を傷つけるつもりはない。すぐに真下もさくらのように敏感な身体になるさ」

 そして、俺はいよいよ優奈の肢体に両手を伸ばした。
  << 第3話  |     第4話② >>  
*    *    *

Information