2ntブログ

いちろぐ。

学園もの

第2話


 放課後の保健室、俺は学園が誇る美少女四人から、全身で奉仕を受けていた。

「はむ、ん…ちゅぅ…先生のおちんちん、おいひぃよぉ…」
「あぁっ、優奈ばっかりずるいっ、アタシも先生の舐めるのっ、んむっ、ちゅ…ん…クチュ……」

 優奈と七夏の二人が俺の足元に跪き、左右から奪い合うように俺の肉棒にしゃぶりつく。

「んっ…ちゅぅっ…先生ぇ…もっと…もっとしてぇ…んふ、ちゅ…」
「うふふ、先生は乳首が気持ち良いんですの?くちゅっ…れろ…んっ、…こんなに硬くして…」

 楓はまるで恋人に甘えるように俺の唇に吸い付き、エリカは俺の右の乳首を指で弄りつつ、左の乳首を舌先で転がす。

「ああ、お前ら…最高に気持ち良いぜ…うっ、ふぅぅう…」

 あまりの気持ちよさに思わず吐息がもれる。しかし四人の極上の奉仕を受けながらも、両手で楓とエリカの秘部を愛撫することも忘れない。

「ああっ…、先生の指ぃ…中にはいって、気持ち良いよォ・・・」
「んはぁっ、先生、ダメですわっ…、そんな、気持ちよすぎますぅ…」

 俺の指が膣内に入り込む度、楓とエリカは可愛らしい嬌声をあげる。

「んちゅぅ、楓ちゃんもエリカさんも、すごく気持ちよさそう…んっちゅ…」
「ちゅっ、ちゅば…んふ…アタシも…先生に気持ちよくして欲しいな…」

 俺からの愛撫に歓喜の喘ぎ声をあげる二人に、夢中で肉棒にしゃぶりつく優奈と七夏の二人も嫉妬しているようだ。

「ふふっ、それなら先に俺をイカせることが出来たほうに、俺のチンポを入れてやろう」
「ほ、本当ですかっ!私、七夏ちゃんには負けないからねっ、ん、れろっ…、んちゅぅぅう…」
「んっ、アタシだって、先生に先に入れてもらうんだからっ!あむっ、ん…んちゅ…」

 先に俺とセックスできるとあって、二人の舌先がさらに激しく、ねっとりと俺の肉棒に絡みつく。一見競い合うよっているようでも幼なじみの二人のコンビネーションは絶妙で、あっという間に射精感がこみ上げてきた。

「っううっ、もう限界だっ、出すぞ、お前らっ!」
「んん、かけてっ…!先生のあつい精液、私の顔にかけてぇっ…!」
「んあぁっ、アタシにも、先生っ、アタシの顔にもぶっかけてよぉっ!」
「くっ、うぉぉおおおっ」

 どびゅっ、びゅるっ、びゅるるっ!
 大量の白濁液が優奈と七夏の顔面に降りかかる。

「ああんっ…、先生の精子ぃ…れろ…んふぅ…」
「あふぅう…すごい匂いぃ…先生ぇ…んはぁあぁあ…」

 濃厚な精液を顔で受け止め、優奈と七夏は恍惚の表情で俺を見つめていた。

「先生ぇ…優奈に、先生のおちんちんいれてくださいぃ…」
「だめだよぉっ…、先生はアタシのおまんこにちんちん入れたいよねっ」

 二人は俺の腕をつかみ、我先にと肉棒を懇願してくる。

「あん…先生ぇ…私も…このままじゃ我慢できないよ…」
「わたくしも…、指なんかじゃなくて、先生のちんぽが欲しいですぅ…」

 指での愛撫ですっかり頬を上気させた楓とエリカも、次は自分の番だと、腰をふって俺を誘う。
 俺の息子はあっという間に元気を取り戻し、彼女らの膣内に侵入する準備は整っていた。

「ふふっ…かわいいやつらめ」

 最高の牝奴隷に囲まれて、俺の気分はまさに”夢心地”だった━━。






 昨日は結局そのまま帰宅し、悶々とした夜を過ごすこととなった。 優奈、七夏、楓、エリカのいやらしい身体が脳裏から離れず、しまいには四人に囲まれ奉仕を受ける夢まで見てしまう始末だった。

 今日も気分は沈んだままで、たんたんと自分の仕事をこなす内、あっという間に放課後となっていた。抱きたい女はたくさんいるが、どうにも気分が乗らないのである。

 もう今日は何もせず帰ろうか、などと思いかけていたところ、突然保健室のドアが開き、小柄な少女が軽い足取りで入ってきた。

「せーんせっ、なに暗い顔してるのー?」

 明るい口調でそう言うと、大きな胸をたぷんたぷんと揺らしながら小走りで俺の元へと駆けてくる。そして俺の隣りに身を寄せ、俺の右手を小さな両手で掴む。上方でふんわりと結んだツインテールが俺の首元をくすぐった。

「なにかお困りごとー?さくらでよかったら力になるよー」

 そういって小さな身体を俺に押し付ける。
 彼女は一年生の成瀬さくら(なるせさくら)。入学早々、体育でけがをして保健室に運び込まれ、そこで治療した俺にそのままなついてしまった少女だ。今では休み時間も放課後も暇さえあれば保健室に入り浸っている。

「成瀬、部活はどうしたんだ…って、ここにくるってことは休みか」
「そーだよっ。だからせんせーに会いにきたのっ!」

 屈託のない笑顔で答えるさくら。しかし、その笑顔よりもまず目が向いてしまうのはその胸だ。
 まだあどけなさの残る幼い顔立ちに、小柄でむにっとした子供のような体型。にもかかわらず、まるで全ての栄養がそこに蓄えられているのではないかというほど、彼女の乳房は大きくその存在を主張していた。俺の推定では、さくらの爆乳はエリカのロケット乳よりも一回り上のサイズで、その小さな身体との対比でさらに際立って大きく見えた。 

「ん?せんせ、どーしたの?ボーっとしちゃって」

 クビをかしげながらその身体を俺に擦り付けるさくら。制服のブレザーごと押し付けられた風船のような巨乳が、俺の腕に食い込んでその形を変えていた。

(こんな殺人級の乳を持ってるくせに、本人には自覚がないんだよなぁ…)

 もともと甘えん坊な性格なのだろうか、さくらは保健室に来るたびにこのように身体を密着させてくる。そのたび俺の股間は反応しスボンにテントを張っているのだが、もう少しで押し倒すというところでいつも自分を抑えてきた。さくらにまだ性知識が乏しいというのもあるが、さくらのような天真爛漫なタイプには記憶の操作が利き難いという懸念があったからである。

(いや、もう我慢できん。さくらだってこんなに俺に気を許しているしな)

 ここ数日女を抱けずに堪っていた俺に、さくらのこのロリ爆乳は刺激が強すぎる。もはや我慢の限界に達し、俺の手は自然とさくらに触れようとしていた。

「なあ…、成瀬」
「あーっ、思い出したー!!」

 俺の手がまさにさくらの肩を掴もうとした寸前、ハッと何かを思い出したさくらが飛びのくように俺の元から一歩遠ざかった。

「今日は優奈先輩と一緒に帰る約束してたんだー!えへへ、楽しみだなー。あっ、せんせー、さくらもう帰るね!それじゃあバイバーイ!」

 俺に口を開かせる間すら与えず、一方的にしゃべったさくらはそそくさと退散していった。

「……なんだってんだよ…ほんとに」

 一人保健室に残された俺は誰にともなく愚痴をこぼすことしかできなかった。

「はあ…、俺ももう帰るか」

 こんな日に長く残っていてもしょうがない。今日は久しぶりに右手に慰めてもらうか、などと考えながら帰宅の準備を進める。手短に荷物をまとめ保健室を出ようとした俺だったが、ふと忘れ物を思い出す。自宅で作成するつもりだった報告書に必要な資料を、職員室の自分の机のなかに入れっぱなしだったのだ。とりたてて急ぐ必要のない報告書だったが、どうせ今すぐ帰っても時間はたっぷりとあるので、職員室へと資料を取りに行くことにした。

 

 この時間には珍しく職員室にはだれもおらず、ひっそりとしていた。俺も忘れた資料を鞄につめ、さっさと帰路へつこうとした。その瞬間のことだった。
 どこかから学生ではない男女の話し声が聞こえる。
 あたりを見渡すと、職員室に隣接する理事長室の扉がかすかに開いているのが見えた。どうやら話し声はそこから聞こえるようだ。不審に思った俺はドアのそばまで近づき、盗み聞きをすることにした。



「どうやら、うまくいきそうですわね、教頭先生」
「ええ。そのようですな、理事長」

 僅かな隙間からタイトスカートに黒いストッキングがセクシーな女性と、禿げ頭の中年男性が見えた。話しているのはどうやら理事長の緋川玲子と教頭のようだ。

(あの二人の密談か…、いやな予感がするな)

 教頭は常に緋川の言いなりで、玲子の命令とあらばなんだってする男だった。緋川が俺を毛嫌いしていることもあって、教頭も普段から露骨に俺への不快感を示していた。そんな二人が誰もいない職員室の隣りで密談をおこなっているのだ、嫌な予感がしないわけがない。俺は息を潜めて二人の口から発せられる言葉に集中した。

「フフフ、やっと、あの男をこの学園から追いやることができますわ」
「ええ、理事長。なんせ神藤君はそんな簡単にボロを出す男じゃありませんからなあ。これぐらいしないとクビにはできませんよ」

(俺の話…?俺を追いやるだと…?)

 二人が話しているのはどうやら俺についてのことのようだ。しかし、どうにもその内容は怪しい。俺はさらに二人の話に聞き入る。

「生徒会長の北條さんも、急な解任案の提出に対し、何の疑いも持っていませんでしたな」
「それは当然ですわ。なにしろ神藤先生には良くない『噂』がたくさん流れてますからね、ウフフフフ」
「しかし理事長も考えましたなぁ。女子ばかりの学園に男性の保健医、しかもなにやら良くない『噂』も流れていると…。これでは女子学生が反発するのも自然な流れといえますなぁ」
「フフフ、しかし神藤先生には手を焼きましたわ。神藤先生一人のために保健医を一人消して、おまけにあるはずのない『噂』まで地道に撒き散らしたのですもの」

(何…だと…?)

 俺は思わず耳を疑った。

(保健医を消して…?噂を撒き散らした…?)

 理事長の口から出たのは予想だにしない言葉だった。

(昨年急に保健医が退職して俺が代理になったのは理事長の差し金だったと…?そして女子学生の反発を煽るために俺の良くない噂を流した…)

 動揺する俺を無視して二人は密談を続ける。

「神藤君は生徒からの評判も上々でしたからなあ。それぐらいしないと生徒からは反発の声が挙がるでしょうな」
「ですが、もうその心配はありませんわ。生徒会長の北條さんも協力してくれましたし、生徒会のみなさんも解任に賛成せざるを得ないでしょうね」 

(俺が保健医になったのも、全て理事長の策略だったのか…?全ては俺をクビにするためだけに…)

 全てを理解した俺は信じられないという気持ちと、堪えようのない怒りでいっぱいだった。

「しかし理事長、彼の解任が決定した後のことはどうするんです?年度末でもないのに新任の教師がすぐ決まりますかな?」
「ええ、心配はいりませんことよ。すでに新任の保健医と化学教師は手配してあります。保健医をクビになった神藤先生にはもうこの学園には居場所はないのです、アハハハハハ!」

 怒りに打ち震える俺のことなど露知らず、玲子は高笑いする。彼女にとってもはや俺がこの学園を去るのは規定路線のようだ。

(ちくしょう、緋川…。絶対お前の思いどうりにはならねえぞ…!)

 拳を強く握り締め、俺は音をたてないようそっとその場を離れた。



「くそっ…ゆるさねえ…!」

 帰り道。
 俺の中で玲子への激しい憎悪が渦巻く。もともとその冷酷な性格が気に入らなかったが、今回のことは度を越えている。学園から男性を駆逐するためには手段を選ばないということだ。

(俺は絶対にやめはしない。そしていつか必ず復讐してやる…!)

 緋川の策略だったとはいえ、せっかく手に入れた理想の職場だ。理不尽な理由で路頭に迷うつもりなんかさらさらない。必ずこの学園に残り、そして緋川には痛い目にあってもらう。

(いや、緋川には俺の性奴隷になってもらうってのもいいな、ククク…)

 性格はあれでも緋川のあの熟れたムチムチボディは魅力的だと言わざるを得ない。ただの復讐ならつまらないが、緋川を俺の言いなりにすることが出来れば、俺がこの学園を支配してしまうことも夢ではない。

(やってやるよ…。しかし、まずはこの学園で生き残らないとな…)

 そう、すでに解任案は提出されているのである。次の会議で可決されれば、俺はこの学園を去らねばならない。それに生徒会長のエリカをはじめ俺を良く思っていない七夏や楓は賛成票を投じるだろうし、優しい性格の優奈も今のこの現状では反対するとは思えない。このままでは七人で構成される生徒会で過半数の賛成票を集めるのは確実だ。

(まてよ…こうなったら、生徒会のメンバーも俺の奴隷にしてやったらいいんじゃないか…?)

 過半数の反対票を得るには四人の票が必要になる。逆に言えば四人の票を握ってしまえば、俺の思いどうりに生徒会を動かすことができる。
 そしてその四人とはもちろん、あいつらしかいない。

 (そうだ…あいつらを俺の虜にしてしまえば、生徒会を支配するも同然。俺にとってこんなおいしい話はない)

 生徒会のメンバー、とくに、エリカ、優奈、七夏、楓の四人はこの学園でもトップレベルの美少女だ。普段からどのようにしてその極上の身体を頂こうかと思案していたのだが、動くならまさに今しかないだろう。

(美少女たちを従えて、俺はこの学園をハーレムにしてやる…!)

 崖っぷちに追いやられているにもかかわらず、俺の瞳は燃えていた。

(昨日みたあの『夢』だって現実のものにしてやるぜ…!)

 学園の美女達を虜にし、この学園を支配する。俺の野望が今始まったのだ━━。
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