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いちろぐ。

痴漢師A

第五章 痴漢たちの宴 ①


 俺はこの街を去ることにした。その理由は一つ、俺が獲物たちに情を移しすぎてしまったこと。

 この街で出会った獲物たち――麻美、京子、千夏、千冬、そして美久と綾乃。彼女たちは今まで俺が堕とした獲物の中でも最高級の獲物たちだった。
 彼女たちのあまりの魅力は、俺に痴漢師としての腕を鈍らせる。彼女たちがいれば他の獲物はいらない、そう思ったときにはすでに俺はこの街を去ることを決断していた。

 俺はこの街への未練をすべて断ち切るため、そして今まで協力してくれた小田たちへの感謝のため、最後の”宴”を開催することにした。

*

 終電のせまる桜川駅。俺は始まりの場所でもあるここで、宴のゲストたちの到着を待っていた。

「アキノさんっ、待ちましたか?」

 最初に来たのは麻美だった。命令どおりステージ衣装で来た彼女は、僅かに息が上がっていた。俺に会いたいがために駆け足でやってきたのだろう。

「まったく……、こんな時間に呼び出すなんてどういうつもりなの?」

 続いて、京子がやって来た。到着するなり小言を言う京子だが、その顔にはうっすらと笑みが浮かんでいた。

「アキノさん……?この人、どなたですか?」
「それはこっちのセリフ。アキノくん、このハレンチ衣装の小娘はいったい誰よ」

 初対面である二人は、お互いの姿を訝しげに眺めている。自分以外に女がいることに、多少不機嫌になっているようにも見える。

「エイジさんっ、約束通り来ましたよっ」
「ほんと、バカエイジったら、こっちの都合なんてお構いなしなんだから」

 千夏と千冬もやってきた。彼女たちも、やってくるなり麻美や京子と同じ反応を示した。

「エイジさん、この方たちは……?」
「ああ、こいつらはな、みんな俺が痴漢した獲物たちだ」
「ええっ!?」

 千冬が驚いた声を上げる。他のものたちも皆同様の反応だ。彼女たちは自分以外にも俺が手を出していることを知らなかったのだ。

「悪いが、もう少しまってくれよ。あと二人ほど来るはずなんだが……」

 俺は残りの二人の到着を待ちながら時間を確認する。約束の時間まではあと僅かだ。

「エイジー、待った?」
「エイジくん、遅れてごめんなさいね」

 最後の二人、美久と綾乃の母娘もようやく到着した。これで、今日のゲストは全員揃ったことになる。

「あれ……?エイジ、この人たちって……」

 集まっている面々を見て、美久が目を丸くした。彼女だけはここにいる女たちが俺の獲物であることを知っているのだ。

「ようやく揃ったみたいだな」

 改めて、集まった六人の獲物たちを見渡す。不安を感じている者、何かを期待して頬を染めているもの、反応は様々だ。

「え、エイジ……、こんなに集めて、何しようっていうの?」
「ああ、じきにわかる」

 そこに、終電を告げるアナウンスと共に、最終電車が入ってきた。

「さあ、これに乗るぞ」
「えっ、ちょ、ちょっと……」

 獲物たちはまだ状況を把握できないない様子だが、皆、言われるがままに車両に乗り込んだ。

 終電にも関わらず、車両内は満員だった。乗客は男ばかりで、車両内は普段以上の熱気に包まれているような気がした。

「終電なのに、結構混雑してますね……」
「な、なんかこの車両、男の人ばっかりな気がするんだけど……」

 千夏と千冬が、車両内の異様な雰囲気に気がついたようだ。他の者も、皆きょろきょろと不安げにあたりを見回している。

 乗客の中から、一人のさえない風貌の男が俺の元へ近づいてきた。

「やあやあエイジ君。こっちの準備は整っているよ」
「ああ、そうみたいだな」

 俺たちの姿を確認して、小田はニヤリと微笑んだ。

「え……お、小田さん……?」

 俺の背後に身を寄せていた美久も、小田の姿に気づいたようだった。

「やあお嬢ちゃん、約束通り来てくれたみたいだね」
「小田さんがいるってことは、もしかして……」
「ああ、その通りだ」

 美久はようやく察したようだった。俺たちのやりとりを伺っていた京子がイライラした様子で突っかかってくる。

「ちょ、ちょっと……、私たちにもちゃんと説明しなさいよ」
「あぁ、悪い悪い。こいつらはな、皆俺の痴漢仲間だ。今まで俺たちが電車内で楽しめたのは、こいつらのサポートがあってのものなんだよ」

 美久以外の女に説明してやる。しかし、彼女たちはそれでもまだ状況を把握できていないようだ。
 麻美が恐る恐る俺に尋ねる。

「あの、アキノさん……そ、それで、これから何をするんですか?」
「ふふ、そんなこと言わなくてもわかるだろ?」

 そう言って、小田にアイコンタクトを送る。野暮ったい眼鏡の奥で、熟練の痴漢の眼が光った。

「さあ、パーティを始めようぜ」

 その言葉を合図にして、痴漢達の手が一斉に女たちに伸びていった。

*

「きゃああああぁっ!?」

 痴漢達が、それぞれ自分の近くにいる女に襲い掛かった。


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「いや、あああんっ!」
「ああんっ……ちょっ、何よアンタたちっ!」

 いきなり胸や尻を愛撫され、双子姉妹は悲鳴を上げている。

「あんっ、や、やめてくださいっ……!エイジさん、お姉ちゃん、助けてぇっ」
「ち、千冬ぅっ!んぁあっ、ちょっとバカエイジ、これどういうことよっ」

 痴漢達は双子の華奢な肉体をいやらしく撫で回す。千冬は懸命に俺や姉に助けを請うが、為す術なくその爆乳を揉みしだかれてしまう。

「うぉおっ、本物のアサミンだぁっ」
「あぁあんっ、いやっ、乱暴しないでぇっ!あ、アキノさぁんっ!」

 その横では、麻美が男たちに嬲られていた。

「んあぁあっ、やめてぇ、そんなとこ、触っちゃだめぇっ!」

 麻美は、痴漢達に二人かかりで手足を拘束されていた。本物の現役アイドルに興奮した痴漢たちは、いきなりショーツの中に手を突っ込み、陰部を弄っている。

 
 俺はというと、京子のむっちりとした尻を撫で回していた。


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「んっ……あっ、んぁあっ」

 弾力のある尻肉を強く撫でられ、京子は熱い吐息を放つ。喘ぎ声を噛み殺しながら、京子が俺の方を振り返る。

「もうっ……あなたの考えてることって、本当にわからないわ。……んっ、あんっ♥」

 甘い声を漏らしながら、「そういうところが素敵なんだけどね」と付け加える。

「こういうのもたまにはいいだろ?」
「そうね……、いつもより興奮してるかもしれないわね。んんっ、そこいいっ♥」

 どうやら京子はいち早くこの状況を受け入れ、楽しんでいるようだ。俺に尻を愛撫され可愛い喘ぎ声をあげながら、同時に俺の股間の膨らみにも手を添えている。

「ふふっ……あなたも興奮してるみたいね……♥」
「ふん、そういうお前もな」
「でも、あっちの二人はそうでもないみたいね」

 そう言って、京子はチラリと隣を見た。


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「んぁあっ、だめっ、そんな激しくしないでぇっ」
「あんっ、ちょっと、やめてよぉっ!」

 俺たちの隣では、綾乃と美久の母娘が痴漢たちの餌食になっていた。

「さすが人妻、お嬢ちゃんとちがってムチムチでいやらしい身体だなぁ」

 綾乃に手を出しているのは小田だった。小田は綾乃を後ろから羽交い絞めにし、綾乃の熟れた身体を楽しんでいる。

「あぁっ、やめてぇっ、私の身体を触っていいのは、あの人だけなのぉっ、んぁああっ」

 小田のねっとりとした愛撫に、綾乃は嫌悪感を示していた。「あの人」がいったい誰なのか、それは今更言うまでもないだろう。

「んぁあっ、だめっ、そんなとこ触らないでぇっ!」

 母親の隣で、美久も身体を弄ばれていた。見知らぬ男に手足の自由を奪われ、膨らみかけの乳房、未発達のスジマ○コを愛撫されている。

「んぁあっ、そこダメぇっ、オマ○コ触っていいのはエイジだけなのぉっ!」

 ショーツの中に手を突っ込まれ、美久は悲鳴を上げる。幼い身体は十分に開発されているはずだが、俺以外の男に蹂躙されることは抵抗があるようだ。

「お嬢ちゃん、エイジ君は一人しかいないんだから、我慢しなよ。それに僕たちのテクニックだって捨てたもんじゃないよ」

 美久をなだめながら、小田は綾乃への責めを強くした。

「あぁああっ!?そ、そんな激しくしたらダメですぅっ、んっ、はぁああんっ」

 やはり小田のテクニックは他の痴漢たちとは一味違うようだ。豊満なボディを優しくほぐすような小田の手さばきに、綾乃は思わず色っぽい声を出した。

「ひぁぁあっ!?そこ、ダメっ……、クリ摘んじゃダメなのぉっ!んぁあっ、あああんっ」

 クリトリスを直接愛撫され、美久も甲高い声で喘いでいた。男の無骨な手で転がされた淫豆が、ぷっくりと肥大化している。



「皆、徐々に感じ始めたみたいだな」

 俺は再び視線を目の前に戻し、京子のムチムチ尻を堪能し始めた。

「うふふっ…。皆あなたに痴漢されたから、こんなエッチな身体になったのよ?ちゃんと責任取ってよね……、んっ、はぁっ……♥」

 挑発的に笑うと、京子は尻を俺の手に擦りつけるように揺らす。負けじと俺も、パンスト越しの引きしまった尻肉をむにむにと捏ねまわす。弾力のある美尻を蹂躙され、京子のパンティには愛液の染みが出来始めていた。
 俺はパンストの局部を引き裂き、陰部を直接擦りあげる。

「んぁあっ、そこイイッ♥おマ○コ、気持ちいいのぉっ♥」

 濡れた蜜穴を乱暴に掻き回す。膣肉は柔らかくほぐれており、指先にきゅっと吸い付いてくる。

――あぁっ、いいわ……♥アキノ君に痴漢されるの、最高……♥

――この手つき、気持ちよすぎる……♥もうアキノ君なしじゃ生きられないわ……♥

「あぁぁあっ♥そこ、きもちよすぎて、もうダメぇっ♥」

 マ○コを直接愛撫され、京子は絶頂が近づいていた。俺は熟れた蜜壷を掻き回し、京子をオーガズムへと導く。

「あぁっ、ダメっ……、あぁああああんっ♥」

 大きく身体を反らし、京子が果てる。震える膣穴からは、透明な液体が飛沫となって噴き出した。

「ああぁっ……、気持ちいい……♥」

 蕩けた顔の京子が、ぐったりと脱力する。しかしその瞳はまっすぐに俺を見上げ、さらなる快楽をねだっていた。


(そろそろいいか……)

 京子の身体を支えつつ、あたりを見渡す。
 他の女たちはまだ絶頂とはいかないが、徐々に甘い声を漏らし始めていた。秘裂からは愛液を垂れ流し、クチュクチュと淫靡な水音が車内に響き渡っていた。

「よし、皆こっちへ来てくれ」

 俺がそう呼びかけると、痴漢達は愛撫の手を止め、女たちを一堂に集め始めた。集まった女たちは一列に並べられ、座席シートに手を突き出す形で、尻を突き出した。


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 六人の美尻が一列に並んだ。誰もが秘裂をぐしょぐしょに濡らしており、蒸れた花園から牝の芳香を撒き散らしていた。

 中○生から人妻まで、形も大きさも異なる尻と女性器が一列に並ぶ光景に、俺はこの上ない興奮を覚えた。俺が堕としたこの六人の身体は、どれも甲乙つけ難いほど魅力的だった。

「え、エイジ……、次は、何するの……?」

 美久が不安げに俺に尋ねる。しかし、すでにその先のことを想像しているのか、彼女の呼吸は荒くなっていた。

 俺は何も言わず、女たちの下へと一歩踏み出した。他の痴漢達も俺に習って女たちを取り囲む。

「さあ、本番はここからだぜ」

 男たちは一斉に勃起したペニスを取り出した。
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