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いちろぐ。

痴漢師A

第四章 人妻・片瀬綾乃 ③


 それからはしばらく綾乃に手を出さなかった。あの日の美久の笑顔を見てから、どうしても綾乃を犯すことに躊躇いが生じてしまうのだ。

 そんな弱い心を抱えていてはダメだと、俺は再び志乃宮に来ていた。決意が揺らがぬよう、小田の痴漢仲間たちにもスタンバイしてもらっていた。これからはまた綾乃の身体を蹂躙し、俺好みの淫乱妻に仕立て上げてやるのだ。

 駅のホームで、綾乃が現れるのを待つ。しばらくして、目的の人物は現れた。

(あれは……!)

 綾乃は一人ではなかった。彼女の隣に肩を並べて、可憐な少女が一人。

(美久も一緒か……)  

 おそらく、母親の職場に迎えにいったのだろう。こちらに気づいてない二人は、仲睦まじく談笑している。やがて車両が到着し、二人は一緒にその車両に乗り込んだ。

(どうする、いくか……?)

 今日こそはと意気込んで来たのだが、親子揃ってというのは躊躇われてしまう。

(いや、これはチャンスだ)

 揺れる心の中で、ある一つの考えが浮かんだ。
 親子を揃って痴漢し、犯す。すでに快楽に目覚めている二人なら、これを機にお互いの本心を知ることができるのではないだろうか。特に綾乃は、夫と復縁するつもりがないことを娘に告げるのを戸惑っている。これは二人の本心を曝け出してやることができるチャンスなのかも知れない。

(よし、いくか……) 

 意を決して、俺は車両に乗り込んだ。ホームで待機していた痴漢たちも俺に続いた。

*

 夕暮れの満員車両。母と娘は人波に揉まれながら肩を寄せ合っている。俺は人の背中を掻き分け、母娘の背後まで近づく。俺を含めた痴漢たちも回りを取り囲むが、二人はまだ俺の存在に気づいていない。

 一度、大きく息を飲む。集中力を高めた俺は並んだ母娘の尻に手を伸ばした。

「んっ……」
「あっ……」

 尻肉を撫でる手つきに心当たりがあるのか、二人は同時に振り返った。

「あ、あなたは…!」
「え、エイジ……!?」

 二人の顔は驚きに満ちている。綾乃はここ数日手を出していなかったわけだし、美久にしても二人一緒のときに俺が来るとは思ってもいなかっただろう。

「よう。今日は親子一緒か」

 挨拶代わりに、二人の尻たぶを強く揉む。

「んぁっ……」
「んんっ……ちょっとっ、美久には手を出さないって、約束だったでしょうっ!?」

 約束を反故にされ、声を抑えて綾乃が激昂する。それでも俺は二人の尻を蹂躙する手を止めはしない。

「んぁっ、あっ……お母さん、え、エイジはいいの……、んっ……」
「み、美久っ……!?」

 痴漢を受け入れようとする娘に、綾乃は驚きを隠せない。母親を諭すように、美久は続ける。

「アタシ、今までもエイジに痴漢してもらってたの……、今まで黙っててゴメン。でも、これはアタシが望んだことだから……」
「そ、そんな……」

 娘の告白に、綾乃はショックを隠しきれない。

「綾乃、前に俺が言っただろう、『悪いようにはしない』ってな」
「あっ、あぁんっ…♥」

 娘の悦びの声を聞かせてやろうと、尻肉をいやらしく揉みほぐす。美久は期待通りに甘い声を漏らした。

「美久、俺のモノが欲しいか…?」
「うん、欲しい……♥」

 頬を染めて美久が頷く。俺は可愛らしいショーツに手を掛けようとした。

「や、やめて……。やるなら、私にしなさい……」

 美久を抱こうとした俺を、綾乃が制止する。
 しかし美久は母親の顔を見上げて首を振った。

「お母さん……。だめ、お母さんには、お父さんがいるでしょ」
「美久……」

 父の名を出されたことに、綾乃は戸惑った。だが、決心したかのように強い眼差しで美久を見つめると、ゆっくりとその口を開いた。

「美久、お母さんも謝らなくちゃいけないことがあるの……」

 綾乃が娘に本心を語ろうとしている。美久は母親の顔を真剣に見つめている。

「お母さんね、もうお父さんとはやり直すつもりはないの」
「え……?」
「一緒に暮らしても、もう昔みたいには戻れない。それはお父さんもお母さんも同じ。それに……」

 綾乃はゆっくりと俺のほうを振り返った。そして、自らショーツを擦りおろし、濡れた陰部を曝け出した。

「お母さん、今はもうエイジ君のチ○ポに夢中なの……♥」

 妖艶な笑みを浮かべると、熟れた淫裂をぱっくりと指で開いた。濡れた膣襞がひくひくと蠢いて挿入を待っている。

「しょうがない奴だな。ほら、お望みのチ○ポを入れてやる」

 俺は綾乃のだらしない巨尻を掴むと、人妻の肉穴へ向けてペニスを挿入した。

「んんっ、はぅうううんっ♥」

 ぐしょぐしょの蜜壷へ肉竿が突き刺さる。綾乃は娘の前というのにはしたない声で喘いだ。俺は腰をゆっくり突き動かし、すでにほぐれきった膣内を掻き回す。

「んぁっ、すごいっ♥これ、いいのっ……、あぁっ、気持ちいいっ……♥」

 柔らかな膣肉がねっとりとペニスに絡みつく。綾乃自身も腰を振っておりう、肉棒と膣肉はさらに密着した。

「お母さん……」

 目の前で腰を振る母親を、美久はただじっと見つめている。その顔は紅潮しており、複雑な想いの中にも興奮を覚えているようだ。

「んぁっ…美久……、ごめんね……。お母さんもう、あの人のじゃ満足できないの……あんっ…」

 娘に対して後ろめたさを感じつつも、父親を蔑みながら淫らに喘ぐ綾乃。
 そんな綾乃を見つめる美久の顔は、次第に女の顔へと変化していた。

「お母さん、いいんだよ。自分の気持ちには素直にならなきゃ……」
「美久……、こんなお母さんを、許してくれるの……?」
「うん、許すも許さないもないよ。美久はお母さんが大好きなんだもん」

 そう言って、美久は微笑みながら母親の傍に寄り添う。

「それに……、今のお母さん、とっても綺麗だよ……」
「あぁっ……美久……」

 心のつかえが取れたのだろう。綾乃の心情の安らぐと共に、膣穴からじわりと愛液が溢れ出した。俺はピストンをより激しくしていく。 


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「んぁぁあっ、そこいいっ♥エイジくん、もっと激しくしてぇっ、あぁっ、んはぁっ♥」

 綾乃の嬌声もより激しくなる。綾乃は淫らに喘ぎながら、獣のように腰を振り続ける。

「お母さん、エイジに気持ちよくしてもらって、羨ましい……♥」

 ヨガり狂う母親の姿を美久はうっとりと眺めている。それだけで美久の息づかいは荒くなっており、目の前のセックスに自分を重ねて興奮を高めているようだ。

「お母さんのおっぱい大きい……」

 美久は母親の乳房を責め始めた。シャツとブラを外すと、小さな手で乳袋をすくい上げるように掴み、乳肉をほぐすように優しく愛撫する。激しいピストンに胸への刺激も加わり、綾乃の快感のボルテージが上がっていく。

「アタシも早く大きくならないかな……。んむっ、乳首も吸っちゃおっ、んちゅ、んっ……」
「んぁっ……美久っ、乳首ダメっ、はぁぁあんっ……♥」

 赤子のように乳首を吸い上げられ、綾乃はビクビクと震えながら感じている。ぬるぬるの膣壁も蠢きだし、俺の射精を促してくる。

「そろそろ出すぞ綾乃、どっちに出して欲しい?」
「んぁっ、中に出してっ♥エイジくんのどろどろの精液、おマ○コの中に欲しいのっ♥」

 ザーメンを欲した綾乃が激しく腰を揺らす。負けじと俺も、腰を高速で巨尻に打ちつける。媚肉と肉竿が激しく擦れあい、ついに俺たちは絶頂に達した。

「んっ、イクっ、やぁあああああんっ♥」
「出すぞ綾乃っ」

どびゅるるるっ!どぷっ、どびゅるるっ!!

 温かい肉穴の中で精液を解き放つ。絶頂に綾乃の膣肉は震え、肉棒から精液を吸い上げていく。いつ終わるとも知れない射精は、綾乃の膣内をすぐに満たしてしまった。

「んぁっ、あぁ……すごい……♥」

 激しいセックスを終え、綾乃は恍惚のアクメ顔を浮かべている。そんな母親を見つめる美久の顔も、うっとりと紅潮していた。

「お母さん……、気持ちよかった……?」
「うん……、とっても気持ちよかったわ……♥」
「そう……。お母さんが悦んでると、アタシも嬉しい……」

 美久がそう言うと、綾乃もうっとりと微笑み返した。
 しばらくして、二人はゆっくりと俺の顔を見上げた。口を開いたのは美久だった。

「エイジ……、これからもアタシたちを可愛がってね……?」

 そう言って妖艶に微笑む母娘に、俺は小さく頷き返した。




 数日後の日曜日。俺は美久と綾乃の自宅へと招かれていた。

 通された部屋は、ベッドルーム。神聖なる夫婦の営みの場へ、俺が踏み入ることを綾乃は許したのだ。

 大きなツインのベッドの上で、俺は母娘と身体を重ねていた。

「エイジくん……♥今日は私休みなの……。たくさん気持ちいいことしましょ?」
「んふふっ、エイジ、いっぱい気持ちよくしてあげるからねっ♥」

 衣服をすべて脱ぎ去り、二人は俺の下腹部に群がった。まずは綾乃が俺の剛直を口で咥える。

「んむっ…ちゅぅ……ふっ…じゅぅ……」

 人妻のねっとりとしたフェラチオは絶品だった。ざらりと生暖かい綾乃の舌が肉竿にぬるりと絡みつく。

「いいぞ綾乃……」

 気を抜けばすぐに果ててしまいそうなほどに綾乃の奉仕は気持ちよかった。綾乃は俺の肉棒をさも美味しそうにじゅぶじゅぶと音を立てながらしゃぶる。

「お母さん、ずるい……。美久もエイジのおちんちんしゃぶるのぉ……♥」

 横から美久が割って入った。美久は綾乃と入れ替わると、小さな口でペニスを咥えた。

「んむっ、ちゅ……♥エイジ、気持ちいい……?」

 目だけで俺を見つめながら、懸命に舌を這わせる。綾乃と比べると幾分か稚拙な舌使いだが、幼い少女が必死に男根をしゃぶっている姿に俺は興奮を増した。

「美久はまだまだだな……。綾乃を見てもっと勉強しろ」
「んむぅ……」
「あらあら、美久はまだ若いから仕方ないわよ。そうだ、お母さんと一緒に舐めましょうか」

 そう言うと、綾乃は美久の横に並んでフェラチオを始めた。娘に指導を行いながら、自らも剛直に舌を這わせる。


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「そう……もっとカリの周りなんかも丁寧にね……、ん…れろ……」
「んっ……と、こうでいいの?…んちゅっ、じゅる……」

 二本の舌が交互に竿に絡みつく。ねっとりとした舌使いもさることながら、幼い少女と熟女が並んでフェラチオをしているという光景が、俺の興奮を煽った。

「んんっ……エイジのおちんちん、ビクビクしてるっ……♥」
「んちゅっ、エイジくん、いつでもイッていいからね……、ん…れろ……♥」

 俺が感じていることを知って、二人のフェラチオ奉仕が激しくなる。母娘の息の合ったダブルフェラに、俺は早くも果ててしまった。

「出すぞ二人ともっ」

どぴゅどぴゅっ!どぴゅるるる!!どびゅっ!

 精液が噴水のように噴出し、二人の顔に降りかかる。母娘の顔は大量の精液であっという間に白化粧される。
 全ての精液を出し切った後、綾乃は自ら進んでお掃除フェラを始めた。

「んっ……んむっ……」

 尿道に残った精液を吸い取るようなねっとりとしたバキュームフェラに、肉棒に再び血が集まってくる。

「ふふ……エイジくんったら、元気いっぱいね……♥」

 子供をあやすような声色でそう言うと、綾乃は俺の下半身に跨った。そして、そそり立つ剛直へ向けて、ゆっくりと尻を下ろしていった。

「んっ、ふぅぅぅうんっ♥」

 肉棒を完熟マ○コに咥えこむと、綾乃は大きく官能的な吐息を吐き出した。熟れた果実のように柔らかな膣肉が、肉棒を優しく絞めつける。

――すごい……やっぱりエイジくんのおチ○ポ気持ちいい……♥

――んぁあっ、エイジくん素敵……♥エイジくんにハメられると、私おかしくなっちゃう……♥

 入れた瞬間から、綾乃は上下に腰を振りはじめた。熟した媚肉がめくれあがるほどに剛棒に吸い付いてくる。

「あぅ……お母さん、いいな……」

 性欲の塊となった母親に遅れをとり、美久は物欲しそうにこちらを眺めている。

「こいよ美久。お前も気持ちよくしてやる」

 俺は美久を呼び寄せると、自分の顔の上に跨らせた。


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「えぇっ…エイジ、こんなの恥ずかしいよぉっ……」

 恥ずかしがる美久をよそに、俺は顔前に迫ったスジのような淫裂に舌を伸ばした。

「ひゃんっ……あっ、そこ…気持ちいいっ……♥」

 閉じたスジマ○コに舌を滑り込ませ、膣口をぺろぺろとしゃぶる。初めて味わうクンニの感触に、美久は可愛らしい声で鳴いた。

――あぅっ、は、恥ずかしいけど……これ、気持ちいいよぉ……♥

――あんっ、エイジに恥ずかしいとこ舐められて、感じちゃうぅ……♥

 美久の膣口が快感できゅっと絞まる。同時に愛液がどっぷりと分泌され、舌を伝って俺の口内に流れ込んでくる。

「ふあぁっ、エイジくんっ、あんっ、んぁああっ♥」
「え、エイジっ、もっと舐めてっ♥あんっ、やぁんっ…♥」

 寝室には、二つの嬌声のハーモニーが木霊する。母娘は向かいあう形で俺の上に跨り、淫らに腰を振っている。

「あんっ、エイジくんっ、私もうイッちゃうのぉっ♥」
「ああ、俺ももうイクぜ。お前の中に出してやる」

 絶頂が近づき、綾乃のピストンが激しくなる。俺は美久も一緒にイカせてやろうと、舌先を高速でグラインドさせる。

 綾乃の熟れた肉壷で扱かれるうちに、俺の肉棒は限界を迎えた。

「出すぞ綾乃っ」

どびゅるるる!どぴゅっ、どぴゅっ!!

 射精と同時に、母娘もオーガズムに達する。

「んぁあ、はぁぁあああんっ♥」
「やぁあんっ、ふぁああんっ♥」

 二人が俺の上で震えながら仰け反る。痙攣を続ける蜜穴の中へ、俺は精子を注ぎ込んでいく。

「んぁ……エイジくんの精液いっぱい……嬉しい……♥」

 胎内を俺の子種汁で満たし、綾乃は女の幸せに満ちた表情を浮かべている。

「あぁ……エイジ……アタシもイッちゃったぁ……♥」

 美久も母親と同様に、恍惚の表情を浮かべている。そのまま美久はぐったりと脱力し、母親のふくよかな胸へと身体を預けた。



 起き上がった俺は、美久をベッドに仰向けにした。

「美久、これで終わりと思うなよ」
「うんっ♥アタシにも入れて、エイジ……」

 横たわった美久は、両足を開いて俺を誘惑した。つるつるの恥丘は、愛液と俺の唾液とで艶かしく輝いている。


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 俺は美久の両足を掴み、一気に挿入した。

「はぁあっ、あぁあああんっ♥」

――あぁっ、エイジのおチ○ポきたぁっ♥すごいっ、気持ちいいよぉぉ…♥

 小さなスジマ○コで極太のペニスを咥え、美久は悦びの嬌声をあげた。やはり美久の未成熟な膣内は狭く、入れただけでも果ててしまいそうな圧迫感だった。

「すごい……エイジくんのおちんちんで、美久のオマ○コいっぱいに広がってるわ……♥」

 隣では、綾乃が娘のセックスを優しく見守っている。先ほどイッたばかりというのに、その頬は赤く、身体は火照り始めているようだった。

「あんっ…お母さん……、エイジのおチ○ポ、おっきくて気持ちいいよぉっ♥」

 母親に見られていることで美久の喘ぎは激しくなった。それはまるで、成長した自分の姿を見せ付けているようだった。

 俺は腰を高速で打ちつけ、小さな蜜穴を激しく蹂躙していく。

「あっ、あんっ♥エイジっ、そこっ、いいのっ……♥ふぁっ、んぁああんっ♥」

 小気味よい喘ぎ声を発しながら、美久は自らも腰を振った。愛液は止め処なく溢れ、肉棒と膣壁に潤滑油となって絡みつく。強いピストンに抗うように、美久の若く弾力のある膣肉は肉竿を強く絞めつけてくる。

「いいぞ美久、お前のマ○コは最高だ」
「うんっ、嬉しいっ♥アタシも、エイジのおチ○ポ大好きっ♥んぁあっ、もっとズボズボしてぇっ♥」

 感じすぎている美久は、焦点の定まらない虚ろなアヘ顔で、俺を見上げている。美久に応えるように、俺は小さな尻を掴んで腰を叩きつける。激しすぎるピストンで、結合部では粘液が飛沫となってシーツに染みを作り出していた。

「あっ、んんっ、あぅんっ♥エイジ、アタシっ…もうイッちゃぅぅっ♥」

 美久はすでにオーガズム寸前になっていた。きつい蜜壷はさらにきゅっと収縮し、肉棒から精液を搾り取ろうとしている。すでに二回射精をしている俺だが、圧倒的な媚肉の絞まりに、再び射精感が高まってきた。
 俺は三度目のフィニッシュへ向けてラストスパートをかけた。

「あんっ、イクっ…、あぁぁああんっ♥」
「くっ、出すぞ美久っ」

どびゅるるる!!どびゅっ、どびゅっ!!

 亀頭を子宮口に押し当てたまま射精する。三度目の射精だが量も勢いも衰えず、大量の白濁液が膣内を巡っていく。小さな膣穴はあっという間にパンパンになり、逆流した精液が結合部からあふれ出してくる。

「ふぁぁっ、精液いっぱいっ……あぁん……♥」

 秘裂から白濁液を垂らしながら、美久は絶頂に震えている。その顔は、出会った頃からは考えられないほど淫らな牝の顔になっていた。



 激しい性交を追え、俺はぐったりとベッドへ横たわっていた。その両側で、綾乃と美久が俺の腕を取り、自らの身体を絡ませている。

「エイジくん……」
「エイジ……」

 二人は俺の名を愛おしそうに呼ぶ。母娘の表情は女としての悦びと、幸せに満ちているように見える。

 二人の顔を見ると、俺の心も安らいでくるような気がした。だがこのときの俺は、母娘を目の前にして湧き上がる特別な感情に、気づかないふりをしていた。 

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